3_高知県高知市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
申請No.3
申請日:2026年4月28日
申請/実施責任者:高知市保健所
場所:高知県 高知市
居住者:当事者本人(34歳、女、無職)
居住環境:貸家/集合住宅
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):8頭(3頭)
手術日:5月22日
協力病院:ろばの子どうぶつ診療所(嶺北分院)
チケット発行数:8枚
手術頭数:8頭
協働ボランティア:NPO法人アニマルサポート高知家
申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
- 3~4年前に里親募集していた個人からオス1頭、メス1頭を譲り受けた。
- 不妊手術をしておらず、現在までに2回出産して現在の8頭まで増えた。
- 相談支援担当者からの相談により発覚。
- トイレの数を増やすよう指導したが、当事者は生活保護受給中であり、全頭の不妊手術費用を負担することは困難であるため申請に至る。
- チケットにより、8頭すべてが手術済みとなった。術後も室内外を出入りしている状況である。
- ノミがついていたが支援時に駆虫を行い、衛生環境・飼育環境ともに改善されている。また、右大腿部を骨折している猫がいたが、この猫については後日手術予定である。他の猫の健康状態は良好。
- 当初は当事者が飼養を継続しながら譲渡先を探す予定であったが、当事者に入院治療が必要となり継続飼養が困難となった。そのため、保健所が2頭を引き取り、残る6頭はボランティア団体が保護した。保健所が引き取った2頭については、すでに譲渡されている。
| 手術日 | オス | メス | 耳カットのみ | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 5月22日 | 5 | 3 | 0 | 8 |
| 計 | 5 | 3 | 0 | 8 |
【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
多頭飼育の探知からスムーズに全頭手術を行うことができた。
どうぶつ基金スタッフコメント
個人間で未手術の猫を安易に譲渡した結果です。今回は、譲渡者が一般の方なのか個人ボランティアなのかは不明ですが、なかには猫の保護活動をしている個人が未手術の雌雄を譲渡したケースもあり、あまりの無責任さに言葉がありませんでした。
本件は、飼育を始めて数年のうちに関係者から相談があり発覚、このタイミングで支援が入ったことは当事者はもちろんですが、何より8頭の猫たちにとって本当に良かったと思います。右大腿部骨折の猫もいたとのこと、どれだけの苦痛だったでしょうか。この子は治療を受けることができ、最終的に全頭保護に至りました。保健所が保護した2頭はすでに譲渡され、ボランティア団体が保護した猫も適切な環境で過ごしています。1日も早く、彼らに新しい家族が現れることを願っています。



