
創設者 富岡操
富岡操さん
財団法人横浜動物福祉協会創設者 初代会長
旧海軍少将富岡定俊男爵夫人
(1905)明治38年8月22日生
(2001)平成13年5月7日没
(1988)昭和63年6月21日
財団法人横浜動物福祉協会(どうぶつ基金の前身)設立、同会長に就任
(2007)平成19年5月27日
神奈川県愛甲郡清川村の蓮久寺にて、財団創設者 故富岡操様の七回忌十三回忌合同法要を執り行いました。合掌
富岡操さんについて
「どうぶつには、人間の愛情がわかるんですよ」富岡操
公益財団法人どうぶつ基金の創設者富岡操さんは戦後間もない1948年ごろから横浜市港北区日吉の自宅で、飼い主に見捨てられた犬や猫の駆け込み寺をはじめ千匹以上の保護を続けていました。
「いきものを平気で殺す子供が、なんで親孝行をするものでしょう」富岡操
1988年83歳の時に当財団の前身、財団法人横浜動物福祉協会を設立されました。その後、神奈川県愛甲郡清川村の財団シェルター施設に住み込みで働き、96歳で亡くなるまでの半生を犬や猫の救命と保護に献身されました。
「これまで千匹以上の犬や猫の保護を続けてきましたが、特に動物を飼うのが好きだったわけではありません。
保健所に連れて行かれる寸前の、幸薄い動物たちを目にするとたまらなくなってしまうのです。」富岡操
どうぶつ基金では創設者富岡操さんの遺志を継いで行政による犬や猫の殺処分ゼロの実現に向けまい進いたします。


富岡 定俊様について
- 1897(明治30)年3月8日生
- 1970(昭和45)年12月7日没
- 東京都出身
- 日本海軍軍人
- 海軍少将
- 男爵
- 旧制高千穂中學出身
- 1917(大正6)年11月24日
- 海軍兵学校(45期)卒
卒業成績89人中21番 - 1929(昭和4)年
- 海軍大学校(27期)首席卒
- 1936(昭和11)年12月1日
- 人事局第一課先任局員
- 1938(昭和13)年11月15日
- 海軍大佐
- 12月20日
- 第二艦隊首席参謀
- 1939(昭和14)年11月1日
- 海軍大学校教官
- 1940(昭和15)年10月7日
- 軍令部作戦課長
- 1943(昭和18)年1月20日
- 巡洋艦「大淀」艦長
- 9月1日
- 南東方面艦隊参謀副長
- 11月1日
- 海軍少将
- 1944(昭和19)年4月6日
- 南東方面艦隊兼第十一航空艦隊参謀長
- 11月7日
- 軍令部出仕
- 12月15日
- 軍令部第一部長
- 1945(昭和20)年9月2日
- 降伏文書調印式 日本全権随員
- 11月30日
- 予備役
- 12月1日
- 第二復員省史実調査部長
- 1950(昭和25)年12月26日
- 帝国ホテルで草鹿任一、坂野常善、アーレイ・バーク、エディー・ピアスと会食
財団法人史料調査会理事長
著作「開戦と終戦」(毎日新聞社)