73_長野県東御市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.73
申請日:2022年1月6日
申請/実施責任者:東御市 生活環境課
場所:長野県東御市
居住者:当事者本人(男、58歳、無職)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数:15頭
手術日:2月3日
協力病院:しんけん動物病院
チケット発行数:15枚
手術頭数:15頭
協働ボランティア:一匹でも犬・ねこを救う会

申請から不妊手術完了までの経緯(行政報告書より)

  1. 最初に猫を飼い始めたのは25年ほど前。迷い猫を1頭保護し、不妊手術をして飼育していた。
  2. 20年ほど前に新たにメス3頭、オス3頭の計6頭の迷い猫を保護。不妊手術をせず室内外を自由に出入りさせていたところ繁殖して増えてしまった。
  3. 現在、9ヶ月から5歳までの15頭(メス9頭、オス6頭)となっている。
  4. ボランティアが当事者宅の周辺で猫を確認。その猫をたどっていったところ当事者宅が多頭飼育状態であることを発見した。
  5. これ以上猫が増えると地域の生活環境を害し、また、餌代の増加など飼い主の日常生活にも支障を及ぼす恐れがある。当事者が手術費用を捻出することが困難なため申請を決定。
  6. 手術後、猫が主に過ごす部屋の清掃を行い、自由に動き回れるスペースを確保。健康状態もよく元気に過ごしている。
  7. 当事者はこのまま同じ場所に住み続け、継続して猫を飼育する。今後は完全室内飼育に努める。
手術日 オス メス 耳カットのみ
2月3日 6 9 0 15
6 9 0 15

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(行政報告書より)
猫の多頭飼育の現状が把握できなかったことから、福祉部局との連携が必要と感じました。初めてどうぶつ基金を利用させていただきましたが、ボランティア団体や動物病院と連携して取り組むことができました。


どうぶつ基金スタッフコメント
ボランティア団体が別の多頭飼育当事者宅の周辺で猫を確認し、その猫を手掛かりに本件の当事者宅を発見。それがきっかけとなり、約20年前から始まった先の見えない多頭飼育状態は、解決に向けて大きく前進しました。まずは繁殖を止める。そして、そこから当事者と猫の暮らしを立て直すのです。
本件においても全頭が手術済みとなり、当事者が新しい猫を呼び込まない限り15頭から増えることはありません。手術後は部屋の清掃も行われ、猫が自由に過ごせるスペースも増えて元気に過ごしているそうです。当事者には、多くの方が尽力したことを忘れず、今の状況を最低限維持し可能であれば改善することが求められます。そして行政にも、引き続き福祉部門と連携して当事者と関わりを持ち続けてほしいと思います。


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