48_神奈川県小田原市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.48
申請日:2021年10月15日
申請/実施責任者:小田原市環境部環境保護課
場所:神奈川県小田原市
居住者:当事者本人(女、56歳、就労支援サービス)、母(女、86歳、無職)、弟(男、54歳、運送業)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数:13頭
手術日:2021年11月8日、12月27日
協力病院:Swingどうぶつ病院
チケット発行数:13枚
手術頭数:13頭
協働ボランティア名:個人ボランティア

申請から不妊手術完了までの経緯(行政報告書より)

  1. 2006年に3頭の猫を知人から譲り受けたのが飼育のきっかけ。
  2. 3頭の猫に加え、1~2年程前に近所の野良猫を迎え入れたことから繁殖してしまった。
  3. 当事者のケアマネージャーから個人ボランティアに相談。ボランティアから市へ連絡があり発覚。
  4. 無計画に猫を迎え入れないことや、飼養する場合には繁殖制限の措置を施すよう指導していたが、当事者および家族には手術費用を負担することは難しく申請に至る。
  5. 現場にいたすべての猫13頭が手術済みとなり、全頭当事者宅へ戻された。
  6. 今後はボランティアが譲渡会等を通じて里親を探していく予定である。
  7. 消毒作業を実施し、トイレの設置数を2台から7台へ増やしたことで、完全ではないが悪臭が減った。
手術日 オス メス 耳カットのみ
11月8日 5 7 0 12
12月27日 1 0 0 1
6 7 0 13

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(行政報告書より)
住宅環境の改善に苦労したが、概ね計画どおりに実施することができた。


どうぶつ基金スタッフコメント
当事者宅の異変に気付いたケアマネジャーがボランティアに相談したことで発覚しました。
近隣住民やボランティアなど第三者からの相談や苦情によって、行政が多頭飼育崩壊を把握するケースは非常に多いパターンです。こういった声を聞き逃さないこと、そして、相談があればすぐに対処することでより早く解決に至ります。今回もケアマネージャー→ボランティア→行政への連携がスムーズにいき、13頭全頭が無事に手術済みとなりました。
しかしながら、猫が増えたきっかけが「野良猫を迎え入れたこと」であることを考えれば、実施後も継続的な見守りが必要です。多頭飼育崩壊は「手術をしたら終わり」では決してありません。当事者を周囲が適切にフォローし、その状態をキープすることが大切です。


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