19_鹿児島県さつま町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.19
申請日:2022年7月22日
申請/実施責任者:さつま町 町民環境課 環境係
場所:鹿児島県 薩摩郡
居住者:当事者本人(85歳、男、無職)
居住環境:持ち家/戸建て
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数:12頭
手術日:2022年8月10日
協力病院:ル・オーナペットクリニック
チケット発行数:9枚(手術済みの3頭を除く9頭分を申請)
手術頭数:9頭
協働ボランティア:動物愛護団体くるみの森

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

  1. 約2年前、隣接する町営グラウンドの駐車場に捨てられた猫がおり、当事者宅へ寄り付くようになった。その後も同様に遺棄された猫が寄り付くようになり、集まった猫同士で繁殖して今年の春に子猫が生まれた。
  2. 町外在住の親族から相談があり発覚。
  3. これ以上に猫が増えないよう給餌は建物内で行い、餌の時間が過ぎたらすぐに片付けるよう指導したが、当事者は独居老人であり年金以外の収入がない。当事者が手術費用を負担することは困難であるため申請に至った。
  4. 現場の猫12頭のうち3頭はすでに手術済み。未手術の9頭についてチケットによる不妊手術を実施した。
  5. すでに手術済みであった3頭は町外在住の親族宅に引き取られた。残る9頭は当事者が飼育を継続する。
  6. 手術後は猫の健康状態に改善が見られ、また衛生環境も支援前より改善されている。
手術日 オス メス 耳カットのみ
8月10日 2 7 0 9
2 7 0 9

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
支援制度によって、多頭飼育崩壊に陥っている家の猫を重点的に手術することができ、当事者もこれ以上増えないということで安心していた。


どうぶつ基金スタッフコメント
猫の飼育を始めてから比較的早い段階で親族から相談があり、頭数がまだ少ないうちに対処ができたことが何よりでした。不妊手術をせずに複数頭を飼育し、室内外を自由に行き来させていたことは、確かに当事者が反省すべき点ではありますが、隣接する町営グラウンドの駐車場への猫の遺棄も大きな問題です。
動物の遺棄は犯罪です。2年ほど前から継続して同じ場所に猫が遺棄されているとすれば、何らかの対策が必要ではないでしょうか。地域で野良猫が増えることを防ぐためにも、行政にはしっかりと対応していただきたいと思います。


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