25_茨城県行方市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.25
申請日:2021年7月15日
申請/実施責任者:行方市役所 経済部環境課
場所:茨城県行方市
居住者:当事者本人(54歳、男性、無職)
居住環境:持ち家/戸建て
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数:6頭
手術日:7月27日、8月10日18日、9月30日
協力病院:茨城さくらねこクリニック
チケット発行数:6枚
手術頭数:6頭
協働ボランティア名:個人ボランティア

申請から不妊手術完了までの経緯(行政報告書より)

  1. 当事者宅では、長年猫を飼い続けている。気が付いたころにはすでにいた。
  2. 当事者の母親が亡くなってから、数年父親と2人暮らしである。
  3. 父親は高齢で施設に入り、当事者が猫だけをおいて仕事に出かけるようになったことから猫が増えてしまった。
  4. 親猫の栄養状態が悪く子猫は生まれてもすぐに死んでしまい、子猫が食べられてしまうという状況が繰り返されているため、一時期は10頭を超えていたもののそれ以上は増えていない。
  5. 近隣住民の「猫が畑を荒らす」といった苦情によって多頭飼育が発覚した。
  6. 今回、チケットを使用して6頭全頭を手術済み。1頭はボランティアに譲渡され、残りの5頭は当事者宅へ戻り当事者がそのまま飼育を継続する。
  7. 手術後は室内で飼育し、こまめに清掃するなどゴミの散らかりもなくなった。猫の健康状態も良好である。
  8. 以前は頻繁に脱走して苦情の原因となっていたが、部屋が開放的になったことで脱走することも稀になった。
手術日 オス メス 耳カットのみ
7月27日 0 1 0 1
8月10日 1 1 0 2
8月18日 1 0 0 1
9月30日 2 0 0 2
4 2 0 6

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(行政報告書より)
手術になかなか踏み切れなかった当事者であったが、支援のおかげで全頭手術することができました。当事者も心の中では、今後の繁殖がないためホッとしていると思います。


どうぶつ基金スタッフコメント
多頭飼育崩壊の現場では、十分な餌が与えられず健康状態が良くない猫が多いため子猫が産まれても育たず、お腹を空かせた成猫に食べられてしまうということがよく起こります。今回の現場もそのような悲惨な状況でした。近隣住民からの苦情で発覚しましたが、ここで支援の手が入らなければ、猫たちはこの先もずっと苦しみのなかで生きていくところでした。
1頭は譲渡され、5頭が現場に戻りましたが、もうこれ以上増えることはありません。長年、猫と暮らしてきた当事者。行政が言うようにどこかでホッとしていると思います。
今後は5頭の猫を大切に、多頭飼育崩壊の状態になる前のように猫も人も穏やかに暮らしていけることを願っています。


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