35_鹿児島県肝付町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.35
申請日:2025年10月9日
申請/実施責任者:肝付町 住民課 年金環境衛生係
場所:鹿児島県肝付郡肝付町
居住者:当事者本人(51歳、女性、在宅ワーク)、配偶者(49歳、男性、自動車整備業)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):28頭(17頭)
手術日:11月4日、5日、6日、8日、9日、10日、11日、14日、18日
協力病院:中村動物病院
チケット発行数:28枚
手術頭数:18頭(3頭は脱走、2頭は捕獲できず、5頭は幼齢により手術対象外となった)
協働ボランティア:なし

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

  1. 18年ほど前、当事者宅前に遺棄された1頭の猫を保護した。
  2. それ以降、当事者宅前に猫が遺棄されるようになった。猫が1頭もいない時期もあったが、2024年~2025年になって急に増え始めて現在に至る。
  3. 当事者から総合支所に相談。通常のさくらねこ不妊手術事業を希望していたが、支所職員が現場を確認して対象が飼い猫だと発覚。トイレの数や衛生管理など飼育環境の改善を指導を行った。
  4. 当事者に安定した収入がなかったことから、全28頭の手術費用負担が困難であることから申請に至った。
  5. 18頭が手術済みとなったが、3頭が申請後に脱走、2頭が捕獲できず、5頭が幼齢により手術対象外となった。
  6. 以前に比べると清掃は行われているようだが、臭い等は改善されていないように感じる。水や餌についても都度取り替えてはいるようだが、引き続き衛生環境の改善について指導を行っていく。
  7. 申請前から猫の健康状態は良く、術後も変わりなく良好である。トイレの数が飼育頭数に対して不足している状況のため、トイレの増設と譲渡によって飼育頭数を減らすことを指導していく。
  8. 当事者と猫は現在の住居に住み続けるが、猫は1頭ずつ譲渡先を探して最終的に2頭ほどを残す予定である。
  9. 幼齢のため手術対象外となった5頭+捕獲できなかった2頭の計7頭について2回目の申請を検討中。
手術日オスメス耳カットのみ
11月4日0202
11月5日2002
11月6日4004
11月8日2002
11月9日2002
11月10日2103
11月11日0101
11月14日1001
11月18日0101
135018

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
手術対象となっているすべての猫を手術することができなかった。当事者に責任感がなく、脱走した猫を探して手術するよう伝えるも、チケット利用期限内に見つけることができなかった。
今後2回目の申請を検討しており、残りの頭数すべてを確実に手術完了できるよう指導を行う予定である。飼育環境の改善や譲渡先の確保についても注視し助言を行っていく。


どうぶつ基金スタッフコメント
自宅前に遺棄された猫を見捨てることができず保護、最初は優しい気持ちからの行動であったのだろうと思います。ただ、その後も保護を繰り返し、不妊手術をすることもなく譲渡先を探すこともなく、未手術のまま室内外を行き来させています。また、写真からは分かりませんが、住宅内は悪臭があり、ゴミが散らかるなど不衛生な状況であると申請時に報告されています。ここまでの経緯をみれば、行政のコメントどおり当事者は無責任と言わざるを得ません。
この状況で、未手術が子猫を含めて7頭います。子猫が手術可能となった時点ですぐに2回目申請を行っていただきたいです。


2025年度 多頭飼育救済支援実績はこちら
多頭飼育救済に関するお問合せはこちら

最近の投稿
  • 54_埼玉県宮代町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
  • 40_鹿児島県霧島市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
  • 34_千葉県君津市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
  • 27_鹿児島県南九州市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)