39_群馬県伊勢崎市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.39
申請日:2021年9月24日
申請/実施責任者:伊勢崎市 環境部
場所:群馬県伊勢崎市
居住者:当事者本人(女、63歳、無職)
居住環境:借家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数:20頭
手術日:2021年10月24日
協力病院:ふー動物病院
チケット発行数:18枚(手術済み2頭を除く18頭分を申請)
手術頭数:18頭
協働ボランティア名:群馬わんにゃんネットワーク

申請から不妊手術完了までの経緯(行政報告書より)

  1. 15年ほど前に1頭の猫を飼い始めた(購入したのか等の詳細は不明)。
  2. 10年ほど前から野良猫も一緒に飼い始め、徐々に頭数が増えていった。
  3. 群馬県動物愛護センターからボランティア団体に連絡があり発覚。繁殖状況と当事者の金銭面を考慮し申請に至った。
  4. 総数20頭のうち2頭はボランティアで手術済、残り18頭が今回手術済となる。全頭、このまま当事者と同じ場所に住み続ける。
  5. 今まで飼育していた場所は狭く日当たりも悪かったが、手術後は新たな飼育場所を設けて、トイレや食事等に十分なスペースが確保できて清潔になり、かつ臭いも軽減した。
  6. 猫たちの健康状態は良好。飼育場所が広くなって、遊んだり走ったりするスペースも確保されストレスも軽減したように思われる。
手術日 オス メス 耳カットのみ
10月24日 9 9 0 18
9 9 0 18

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(行政報告書より)
飼い猫だが人慣れしておらず捕獲に時間がかかってしまったが、無事に手術予定の猫すべて捕獲できた。また、新たな飼育場所を設けたことにより、臭いや猫のストレス軽減になった。


どうぶつ基金スタッフコメント
多頭飼育崩壊が疑われるケースが見つかった場合、このケースのように行政とボランティア団体がうまく連携できていれば、申請から手術完了、手術後の経過観察においても最善のかたちで対応することができます。
これまでに何度もお伝えしているように、多頭飼育崩壊は行政と民間が協力しあって解決すべき地域問題です。だからこそ、環境省も多頭飼育対策ガイドラインで「官民を超えた連携の重要性」について記載しています。聞く耳を持たない行政に困っている、という声はよく聞こえてきます。目の前にある問題をいかに解決するかを考えた時、協力しあえるパートナーを持つことは行政にとっても悪いことではないはず。
固定観念や前例はひとまず横に置き、助けを求める声や協力を申し出る声に耳を傾けていただきたいと思います。


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