青森県三戸郡三戸町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)⑬

申請No.13
申請日:2020年6月25日
申請/実施責任者:三戸町役場 健康推進課
場所:青森県三戸郡三戸町
居住者: 当事者(30代、男)、配偶者(30代、女)、その他2名
居住環境:貸家/戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数:11頭
手術日:7月25日、26日
協力病院:八戸のらねこ病院
チケット発行数:12枚
手術頭数:11頭(捕獲時に猫の総数11頭と確認)

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

    1. 飼い始めた時期は10年ぐらい前で、当事者と妻がもらってくる、新たに生まれることにより多頭飼育となっていた。また猫を飼い始めてから金銭的な問題などもあり不妊手術を実施していなかった。
    2. 関係先からの情報提供により行政が訪問して多頭飼育を発見した。
    3. 地域のボランティア団体へ相談した。不妊手術、ノミ・ダニ駆除、回虫駆除、ワクチン接種を行い、生活の場所を人と猫で分けるようアドバイスがあり、不妊手術については経済的理由からどうぶつ基金への申請を勧められた。
    4. 手術前は猫の臭いや排泄物などによって不衛生な生活環境であったが支援後は猫の飼育部屋を決めて人と猫の生活空間を分けたことで生活環境は大きく改善された。
    5. 猫の毛も大幅に減り、廊下やリビングのザラつきも軽減した。猫の回虫駆除は当事者自身で実施した。
    6. 全頭当事者宅に戻し、里親探しを続けながら、生活空間を分けて飼育を継続する。
    7. 猫の総数12頭で申請があったが、捕獲時に総数11頭と発覚。
手術日 オス メス 耳カットのみ
7月25日 3 5 0 8
7月26日 0 3 0 3
3 8 0 11

【現場写真(支援前)】
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【現場写真(支援後)】
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今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
当事者の生活環境(衣類の猫の毛の付着、異臭)が猫の飼育状況によるものだと分かり、すぐに「動物愛護支援の会八戸」へ相談した。そこで具体的な助言を頂いたことで当事者が行動に移すことができ、衛生状態が大きく改善できた。
この申請を進めている間に子猫が2頭産まれ(内1頭死亡)、猫の繁殖力の強さと早期に対応する必要性をあらためて感じた。現在も猫部屋には糞が点在するなど、飼育環境はまだ改善すべきところがある。今後も、改善できるところを一つ一つ当事者とともに考えながら、より清潔な住居環境にしていきたい。


どうぶつ基金スタッフコメント
行政が児童福祉の観点から当事者宅に関わったことで多頭飼育崩壊が発覚しました。
当事者宅に子供がいる場合は臭いなどがいじめの原因となることもあり、何よりこのような環境ではヒトも猫も健やかに暮らすことはできません。行政には飼育環境の改善指導を継続していただくとともに、適正な飼育頭数となるまで譲渡に向けてご尽力いただきたいと思います。


現場 オス メス 性別不明 耳カットのみ 合計
茨城県笠間市 6 3 0 0 9
長崎県大村市 6 6 0 29 41
群馬県富岡市 21 21 0 0 42
北海道根室市 8 6 0 0 14
兵庫県太子町 16 21 0 01 38
沖縄県うるま市 16 21 0 1 38
千葉県白子町 15 10 0 0 25
埼玉県飯能市 15 14 0 0 29
茨城県龍ヶ崎市 3 4 0 0 7
千葉県白子町 4 5 0 0 9
北海道むかわ町 9 11 0 0 20
茨城県かすみがうら市 15 13 0 0 28

 

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