茨城県笠間市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)①

申請No.1
申請日:2020年3月13日
申請/実施責任者:笠間市役所
場所:茨城県笠間市
居住者: 当事者本人(47歳、女)、(41歳、男)、(39歳、男)
居住環境:貸家/集合住宅
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数:9頭
手術日:4月7日
協力病院:いながき動物病院(土浦分)
チケット発行数:9枚
手術頭数:9頭

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

    1. 1年ほど前から野良猫にエサをあげる形で飼い始め、現在9頭を飼っている。
    2. 室内外の出入りが容易なため、周辺の住環境に影響が出ている。
    3. 当事者らは飼っていることに問題意識がなく、以前より福祉部局の生活保護担当により飼わないように指導されていたが増えてしまった。
    4. 近隣住民からの苦情により現場確認を行ったことで発覚した。
    5. 当事者らの居住場所は全体的に大きく破損しており、現在のエサやりや飼養の仕方を継続すれば、周辺に影響を与えるだけでなく、頭数も増えることで生活に支障が出ることは明白である。
    6. 生活保護世帯であることから、1頭あたり少額の負担を求め、手術の他の医療費や保護費用にあてることとし手術を行い、当事者の求めにより全頭元へ戻すことになった。
    7. 手術後、猫は室内からあまり外に出なくなり、飼い主以外を避けるようになった。
    8. 性格が穏やかになり、糞や尿を決まった場所でするようになった。
    9. 5月15日、手術をした9頭全頭当事者宅にいることを確認。
手術日 オス メス 耳カットのみ
4月7日 6 3 0 9
6 3 0 9

【現場写真(支援前)】
s_DSC_1269_2018_04_03.jpg

【現場写真(支援後)】
s_DSC_1269_2018_04_03.jpg

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
・猫が増えることが無くなり、当事者等の環境にこれ以上増えなくなったことで、生活安定が見込める。
・当事者の求めにより、全頭戻したため、猫の頭数を減らし、当事者自身の生活改善をすることにはならなかった。


どうぶつ基金スタッフコメント
以前より福祉部局から猫の飼育について指導を行っていたとのことですが、結局、現状が発覚するきっかけとなったのは近隣住民からの苦情でした。行政による指導の段階で現地調査ができていれば、もっと早く手を打つことができていたかもしれません。ただ、発覚後に行政が速やかに対応したことで、猫たちは性格が穏やかになり、トイレも決まった場所でするようになるなど良い結果につながりました。


 

多頭飼育救済に関するお問合せはこちら