沖縄県沖縄市多頭飼育救済支援レポート(団体枠)④

申請No.4
申請日:2019年4月16日
申請/実施責任者:一般社団法人琉球わんにゃんゆいまーる
場所:沖縄県沖縄市
居住者:当事者本人(40代、女、主婦)、配偶者(40代、男、飲食店)、祖母(79歳、女、年金)、娘3人(小学生)
居住環境:持ち家/1DK
生活保護受給の有無:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数:9頭
手術日:6月2日
協力病院:TNRよみたん
チケット発行数:8枚
手術頭数:8頭

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

    1. 2年ほど前に、娘さんが1匹の雌ねこを拾ってきたのがきっかけ。
    2. その後2回の出産で子猫が計10匹生まれ、更に近隣のコンビニで可哀想なねこを1匹拾って帰り、合計12匹になった。
    3. その内、3頭は脱走した際に事故により死亡し、現在9匹が未手術。
    4. 餌はしっかり与えている為崩壊までには至っていませんが、金銭的に不妊手術を施す余裕がなく、これ以上繁殖を繰り返し崩壊になる前に食い止めたく今回の申請にいたります。
    5. 琉球わんにゃんゆいまーるが中心となって行い、どうぶつ基金チケットで全頭手術済み
    6. 全頭メディカルチェックも終え、1頭は琉球わんにゃんゆいまーるにて保護
    7. 残りのねこは当事者家族が手放す事を拒んでおり、これ以上の繁殖はしない事から、引き続き今のお住いにて飼育していく予定です。
手術日 オス メス 耳カットのみ
06月02日 7 1 0 8
7 1 0 8

【現場写真(支援前)】
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【現場写真(支援後)】
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今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
・当初は5頭ぐらいの譲渡を考えていましたが、当事者ご家族を説得させる事がなかなか難しく1頭のみの保護となりました。
・ご家族の中でも手放したい祖母と、手放したくない母親など意見が一致せず、なかなか難しい問題だなと感じました。
・トイレなどをもっと増やすようにアドバイスなどをしていき、これ以上増やさず、猫達の生涯を全うして頂けるよう見守っていきます。


どうぶつ基金スタッフコメント

今回のケースでは、頭数が少ないうちに対応が出来たために爆発的繁殖を食い止められ、一定の成果が上げられた事案と考える。

今後、新たな猫を増やさないよう、指導と見守りを続けることが課題となってくるだろう。


現場 オス メス 性別不明 耳カットのみ 合計
沖縄県国頭郡 7 14 0 0 21
宮城県宮城郡 13 24 0 0 37
群馬県太田市 52 15 0 0 67

 

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