豊中市多頭飼育救済支援レポート③

申請No.3
申請日:2018年7月4日
申請者:人もねこも一緒に支援プロジェクト
場所:大阪府豊中市
実施責任者:K氏
居住者: 当事者本人(42歳、女、アルバイト)
居住環境:借家/アパート
生活保護の需給状況:受給していない

申請までの経緯(報告書より)
1.約20年前に2匹の保護猫を飼育し始めたのが始まり。

2.20年間室内で繁殖を繰り返し合計15匹くらい友人に譲渡した。(生まれても死んでしまう子が多かった。)

3.当事者は、近隣住民からの強い苦情により、多頭に増えた猫をどうしたらいいかと、沢山の動物愛護団体や、保健所、動物病院に電話して相談していた。その中で、保健所に相談の電話をした際に、保健所から「のらねこさんの手術室」という安価で不妊手術をしてくれる動物病院を紹介された。そしてのらねこさんの手術室に相談した際に、のらねこさんの手術室から「人もねこも一緒に支援プロジェクト」の存在を紹介され、当事者自身がプロジェクトに問い合わせをしてきた。

4.保健所からは「不妊手術を実施すること、里親を探すこと引き取り依頼なら引き取り料をもって自分で猫を保健所まで持ってくるようにという指導をしたのでそれ以上保健所が介入することが見つかりません。」という回答だった。
社会福祉協議会へ伺うも「経済面など生活相談は受けられるが猫に不妊手術をした方がいいかの判断はできないから申請もできない。」という回答で、保健所や社会福祉法協議会、福祉事務所も自分は担当ではないと双方に担当を譲り合っている状況だった。

5.全頭の不妊手術完了後、当事者と地域包括支援センターを訪問し現在は地域包括支援センターと社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーが当事者とその家族の生活支援に動いている。

6.全頭一斉手術をした際に、畳をすべて捨て寄付でいただいた中古の畳に入れ替えたその結果、一時的ではあるが臭いはだいぶ改善された。

月1回NPOで家庭訪問をし猫の頭数と生活環境を見守っていく。
その他、生活面の問題は社会福祉協議会が主担当となり、生活安定に向けた自立援助を行っていく。
手術後の猫は当事者宅に戻すが、体調不良や里親募集が可能な子猫がいた場合は
人もねこも一緒に支援プロジェクトで対応していく。

【現場写真(支援前)】
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【現場写真(支援後)】
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今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
・できればチケット申請を行政機関からしてもらいたかった。
・事前の交渉に課題が残った。
・今回のケースでは行政からの申請は難しいが今後多頭飼育崩壊が発生した際に、保健所から申請してもらえるよう豊中市の動物愛護団体と連名で請願書を提出できないか相談している。

現場 オス メス 性別不明 耳カットのみ 合計
富山県富山市 0 6 0 0 6
茨城県石岡市 8 16 0 0 24
②大阪府豊中市 15 8 0 0 23

 


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