58_千葉県多古町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.58
申請日:2025年11月14日
申請/実施責任者:多古町役場 生活環境課
場所:千葉県香取郡多古町
居住者:当事者本人(66歳、女性、無職)、兄(69歳、男、無職)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):18頭(15頭)
手術日:2月8日
協力病院:Luna spay clinic 奈土診療所
チケット発行数:18枚
手術頭数:13頭(手術前に5頭が譲渡、保護されたため)
協働ボランティア:個人ボランティア

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

  1. 2022年頃から家にきていた2頭の野良猫に餌をあげ始めた。
  2. 餌をあげ続けていたところ他の野良猫たちも来るようになり、不妊手術を行っていなかったことから徐々に頭数が増えていった。
  3. 当事者から町に「野良猫が増えてしまい困っている」と相談に訪れたことで発覚。玄関に置いていた餌に猫が寄ってきていたことから、外での餌やりをやめるよう指導した。
  4. 最初は行政枠で手術を進めようとしていたが、当事者への聞き取りにおいて「野良猫が増えた原因は自分にある。不妊手術後は責任をもって全頭を飼育したい」との申し出があった。ボランティアとも協議した結果、頭数がこれ以上増えると状況が悪化すると判断して申請に至った。
  5. 当事者と行政・どうぶつ基金の間で、終生飼養するとの誓約書を交わし「多頭飼育救済」として申請を受付。
  6. 全18頭のうち5頭が手術前に譲渡、保護された。残る13頭にチケットを使用して不妊手術を行った。
  7. トイレとケージを増やし、ケージについては1段ケージ→3段ケージに変更した。ハダニ治療が必要な猫1頭については投薬にて治療を行っていく。
  8. 手術済みの13頭は当事者が飼養し、今後は室内飼育とする予定である。
手術日オスメス耳カットのみ
2月8日67013
67013

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
当事者からの相談を受け、チケット申請や病院との日程調整などを速やかにできた。手術自体に関しては事前に譲渡や保護に至った猫以外の全頭数を捕獲、運搬、手術まで滞りなく行えた。
今後は当事者から1頭でも増えた場合は行政へ連絡するよう伝え、同じ過ちを犯さないように努めていく。


どうぶつ基金スタッフコメント
申請時点では野良猫でしたが、当事者には手術後の猫18頭を自分が飼養するという意思がありました。そのため、当事者との間で誓約書を交わしたうえで、飼い猫が対象となる「多頭飼育救済枠チケット」による支援を行いました。
現在、当事者が支援後に飼養した18頭以外に、当事者宅付近に住みついている野良猫はおらず、たまに見かける程度とのこと。当事者が新しい猫を迎え入れないかぎり、これ以上頭数が増えることはないでしょう。行政の報告にもありますが、同じ過ちを繰り返さないように当事者自身が取り組んでいくことが大切です。


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