8月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

まだまだ厳しい暑さが続くなか、
大阪会場で8月の一斉手術が実施されました。

8月実施後の累計頭数は888頭。
縁起が良い数字と言われる8の4つ並びです!
何だか、手術を受けた子も、これから手術を受ける子も、
猫たちの行く末にも光が差し込む気がしてきました。

私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、昨年度は3拠点、今年度は
熊本、みやま、宮崎、大阪の4拠点で毎月TNR地域集中プロジェクトを続けています。

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TNR地域集中プロジェクト大阪、8月のご報告


5名の獣医師が参加し、大阪ねこの会のご協力のもと実施いたしました。

【8月27、28日】

どうぶつ基金獣医:山口(院長)、中野、西川、磯江、大塚
ボランティア:8/27:12人、8/28:13人

手術数
オス:84匹
メス:106匹
メス(妊娠):8匹
耳カットのみ:3匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
  不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:201頭

堕胎数:23

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運ばれた猫の頭数

(行政枠)
五條市:20
橋本市役所:19
計:39頭

(サポート団体)
大阪ねこの会:48
計:48頭

(一般・団体枠)
計:114頭

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8月は201頭のさくらねこが誕生しました!


“神の手”を持つと称される、どうぶつ基金の顧問獣医師・山口武雄先生。
その手術は、安心・安全・迅速で猫への身体の負担も最小限。
TNR地域集中プロジェクトを通じて、その技術も受け継がれていきます。


病院に搬送されてから、手術後、麻酔が覚めて引き渡されるまで
猫たちはボランティアさんの献身的なケアを受けます。

大阪は土日の開院ということもあり、休日返上で
参加してくださっているボランティアさんも少なくありません。
皆様、本当にありがとうございます!

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【大阪ねこの会より】
数は少ないものの、まだ妊娠している猫がいました。
一年中妊娠しているのではないか…という気がします。

産まれてくる仔猫のすべてが無事に育ってくれれば。
すべての仔猫を保護することができれば。
その子たちの里親さんを必ず、みつけてあげることができれば。
でも、そんなことは夢でしかありません。だからTNRなんです。

妊娠する前に手術をしてあげたい。
そう思いながら、私たちは捕獲に走ります。
暑くても、雨が降っても、私たちはまだ立ち止まるわけにはいきません。

私たちが立ち止まることなく走り続けることができるのは、
どうぶつ基金の協力によるものです。

また、どうぶつ基金にご寄付をしてくださっている皆様のおかげです。
本当にいつもありがとうございます。

【どうぶつ基金スタッフより】

大阪5回目のプロジェクトは、暑さ増すなかでの実施となりました。

順調に捕まってくれるか心配していましたが、最終結果は201頭。
全頭、無事に退院してくれたので一安心。

けれど、まだまだ厳しい暑さが続きます。引き渡しの時は
「元の場所に戻っても暑さに負けず頑張って」
とエールを送らずにはいられません。

今回の妊娠率は7%でした。
過去のデータから、8月も10頭ほどの妊娠猫が運ばれるのでは…
と思っていましたが、妊娠猫は8頭とほぼ予想通りでした。

9月以降、TNRに最適の時期がやってきます。
ここで手を抜かずにTNRを進めることで、
来年誕生するかもしれない不幸な命を減らすことができます。
そのために、獣医師やボランティアさん、
そしてもちろん、どうぶつ基金のスタッフも頑張ります!

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どうぶつ基金病院大阪実績
4月:135頭
5月:159頭
6月:206頭
7月:187頭
8月:201頭
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累計:888頭

8月は280枚のチケットが発行され、201枚が使用されました。
厳しい暑さに不安もありましたが、使用率は7割を超えました。
9月も1頭でも多くのさくらねこが誕生しますように。

「TNRは効果がない」という人がいます。
「だから、野良猫は殺処分するしかない」という筋立てです。
しかし、本当に殺処分で解決するでしょうか。

日本は30年あまり、懸命に殺処分による解決を図ってきました。
それなのに、未だに解決できていないのはなぜでしょうか?

どうぶつ基金は、この問題の答えを証明したいと思っています。
殺処分ゼロ達成まであと少し。
これからもご支援をお願いいたします。

【次回のご案内】
10月29、30日
11月26、27日

★★ボランティア獣医師・協力病院を募集しています★★★
私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
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4都市で集中的にTNRを行う
TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。

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