3月TNR地域集中プロジェクト熊本ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
本プロジェクト最後となる3月のTNR地域集中プロジェクトを実施しました。
熊本では、熊本市動物愛護センターの獣医師への技術指導が含まれており、
参加した4名の行政獣医師が山口獣医の指導のもと執刀を行っています。
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TNR地域集中プロジェクト熊本、3月のご報告
どうぶつ基金の獣医師チーム2名、熊本市動物愛護センターの獣医師4名、
計6名の獣医師が参加し、実施いたしました。
【3月6、7、8日】
獣医
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、吉田
熊本市動物愛護センター:長井、澤田、能登、小島
ボランティア:3/6:13人、3/7:13人、3/8:12人
手術数
オス:83匹
メス:54匹
メス(妊娠):22匹
耳カットのみ:0匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:159頭
堕胎数:96
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3月は159頭のさくらねこが誕生しました!
1年間のTNR頭数は2,604頭に達しました。
惜別の日も、しっかり施術を行いました。
このように多くの方のご尽力があってこそ、活動は成り立っています。
獣医師の皆様、ボランティアの皆様、活動を支えてくださる皆様、
一年間ありがとうございました。
熊本市長から感謝状をいただきました。
熊本市動物愛護センターでは来年度から行政獣医さんたちが自走して
無料不妊手術を行うことが決まっています。
どうぶつ基金としては、このことが何よりうれしいです。
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【熊本市動物愛護センターのご担当者より】
3月のTNRでは、159頭の手術を行うことができました。
多くのボランティアの方々の協力のおかげで、
今年度1年間のTNR頭数は2,604頭に達しました。
1年間かけて、これだけの野良猫の不妊去勢手術をすることができたのも、
どうぶつ基金のスタッフの方をはじめ、ボランティアの方など
多くの方に支えられた結果だと思っています。
1頭でも多くの不幸な野良猫を減らすため、そして年々増加する
野良猫問題を解決するため、という思いで今回の取組みに至りました。
多くの方が関わる取組みであり、大変なことも多かったですが、
みなさんが同じ思いを持った者同士であり、
協力してやり遂げることができました。
まだ不妊去勢手術が済んでいない野良猫も多いため、
まだまだ道半ばではありますが、今回の取組みをきっかけに
今後もますますTNRを進めていきたいと思います。
支援者の方々に感謝申し上げます。
【どうぶつ基金スタッフより】
3月の熊本の妊娠率は29%でした。
どうぶつ基金病院熊本実績
4月:83頭
5月:126頭
6月:166頭
7月:227頭
8月:222頭
9月:229頭
10月:260頭
11月:300頭
12月:263頭
1月:284頭
2月:285頭
3月:159頭
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累計:2,604頭
これからも官民一体となって、自由でしあわせな熊本市を創りましょう。
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「TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)」
どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。