壱岐島TNR地域集中プロジェクト 5月ご報告!
いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。
5月20日~5月26日の7日間
どうぶつ基金は壱岐島TNR地域集中プロジェクト「イキイキ!さくらねこTNR大作戦」
第二弾を開始し、第2回目の実施を行いました。
2024年12月~2025年3月にかけて実施した一斉TNRに続き、
どうぶつ基金と壱岐市の協働プロジェクトとして1年間の延長が決定。
2026年3月までのプロジェクトが新たにスタートしています!
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壱岐島TNR地域集中プロジェクト「イキイキ!さくらねこTNR大作戦」5月ご報告

【実施日程】
・2025年5月20日(火)~5月26日(月)
【会場】
・どうぶつ基金病院壱岐島(旧しんぎょれん)
【概要】
執刀医:長井
参加人数:
(行政職員)
各日:1名
(シルバー人材:費用負担壱岐市)
5/20〜23:3名
5/24・25:2名
5/26:3名
(有償ボランティア:費用負担壱岐市)
5/20:2名
(無償ボランティア)
5/20・21:4名
5/22:5名
5/23:3名
5/24:4名
5/25:5名
5/26:3名
手術数:オス 107頭/メス 115頭/メス(妊娠) 36頭/耳カットのみ(※) 0頭
※耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、
手術前に不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです。
総数:258頭


5月は258頭のさくらねこが誕生しました。
春の妊娠シーズンを終え妊娠率は下がってきました。
少しほっとする気持ちもありますが、出産後の母猫や子猫たちが手術ができる時期です。

春の妊娠シーズンを終えた今、出産を終えた母猫や、母猫から離れ始めた子猫たちへの手術も進めています。
4月の一斉TNR実施時に捕獲器で出産をした母猫は子猫と一緒に来院し、
無事不妊手術を終えることができました。
子猫たちも次回の手術に向け準備中です。

生後1ヶ月半~2ヶ月くらいと推定される子猫の兄弟の不妊手術も行いました。
猫は生後4~6ヶ月で妊娠が可能になります。
そのため、生後2ヶ月前後からの早期不妊手術が極めて重要です。


妊娠シーズンのピークは過ぎたものの、いまだに多くのメス猫が妊娠している状況が続いています。
【壱岐市・担当者より】
今回258頭のさくら猫を誕生させることができました。
当初220頭の対応を行う予定でしたが、運営スタッフおよび獣医の長井先生のおかげでスムーズに進み、当初予定を
38頭上回る258頭という実績を残すことができました。
このような取り組みができましたのは、支援してくださる皆様及びどうぶつ基金様のおかげです。
ありがとうございます。
【どうぶつ基金スタッフより】

4月の実施日からあまり日が空かず、5月も続けての実施となりました。
7日間という長い期間、さらに悪天候の日もありましたが、
獣医師の先生、行政職員、ボランティアの皆さまのご尽力により、
予定を大きく上回る数のさくらねこが誕生しました。心より感謝申し上げます。

限られた時間の中、獣医師1名という体制でこれほど多くのさくらねこが誕生したのは、
関わってくださった皆さまのすばらしい連携と支えがあってこそです。
改めて、チームの力の大きさを実感しています。

春先の出産シーズンから2ヶ月ほどが経ち、
母猫も子猫たちも手術を受けられる時期を迎えています。
この大切なタイミングを逃してしまうと、また新たな命が生まれ、
過酷な環境で生きる猫が増えてしまいます。
私たちが未来の命のためにできること、
それは「増やさない選択」と「地域で見守る意識」を持ち続けることです。
壱岐市のように、1頭でも多くの猫たちが安心して暮らせる環境が
全国へと広がっていくことを願いながら、今後も皆さまとともに活動を続けてまいります。
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どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

手術後、ボランティアさんたちがお世話をしてくれます。
どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。
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さくらねこサポーター – どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/
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