62_福岡県糟屋郡新宮町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.62
申請日:2021年11月26日
申請/実施責任者:新宮町役場 環境課
場所:福岡県糟屋郡新宮町
居住者: 当事者本人(57歳、女、パート)
居住環境:借家/戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数:17頭
手術日:2022年1月12日
協力病院:どうぶつ基金病院(福岡)
チケット発行数:17枚
手術頭数:13頭(幼齢の子猫4頭の手術を見送ったため)
協働ボランティア名:新宮猫の会

申請から不妊手術完了までの経緯(行政報告書より)

  1. 猫を飼い始めたのは2003年からで、きっかけは野良猫が自宅敷地内に子猫を置いていったことだった。
  2. 当初は5頭だったが、保護して室内で飼うというということを繰り返してきた結果、直近の3年間で多頭飼育状態に陥った。
  3. 近隣住民から「猫の糞尿の臭いがすごいのでどうにかしてほしい」と市に相談があったことで発覚。
  4. 訪問を繰り返すうちに、多頭飼育に至った経緯など少しずつ状況を話してくれるようになり、衛生環境(猫や本人の生活環境)が悪く近隣にまで影響を与えていることが判明した。
  5. 当事者は3年前から一人暮らし。現在パート勤務をしており生活保護は受給していないが、非課税世帯であり手術費用を捻出することは難しい。
  6. 自力解決が困難で、このままではいずれ崩壊すると判断したため申請に至る。
  7. チケットにて成猫13頭の手術を完了。協働しているボランティア団体との協議の結果、子猫4頭はもう少し成長してから手術することとなった。
  8. 未手術の子猫4頭については繁殖防止のためオスメスを分けて飼育し、手術時期は当事者本人と話し合って決めていく。
  9. 猫は全頭このまま当事者と同じ場所に住み続ける。
  10. 手術中に自宅を清掃して部屋もきれいになり、臭いもかなり軽減された。
  11. 1部屋を猫部屋として使うようになったため、手術前より猫の運動スペースは増えている。
手術日 オス メス 耳カットのみ
1月12日 6 7 0 13
6 7 0 13

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(行政報告書より)
子猫4頭分を含む17頭で申請していたが、子猫の手術をしないことは事前に話し合えばわかることであり、17頭で手術準備をしていただいたどうぶつ基金の皆様にご迷惑を掛けてしまった。


どうぶつ基金スタッフコメント
雌雄を分けて飼育するとはいえ、子猫4頭が未手術のままということで一抹の不安が残る結果となりました。手術時期については行政が当事者本人と話し合いながら決定するとのことですが、同じ状況を繰り返さないためにも、可能な限り早く4頭の不妊手術を完了していただきたいと思います。
成猫たちは手術も無事に終わり、広くなった運動スペースで当事者と遊ぶなど日常を取り戻しているようです。部屋もきれいになって臭いも軽減し、飼育環境も改善されつつあります。当事者は一人暮らしで猫たちは生活をともにする大切なパートナーのはず。今回の支援を無駄にすることのないよう、今後はしっかりと彼らのお世話をしていってほしいと思います。


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