14_栃木県宇都宮市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)※同案件2回目

申請No.14
申請日:2026年6月18日
申請/実施責任者:宇都宮市保健所
場所:栃木県 宇都宮市
居住者:当事者本人(73歳、女、無職)
居住環境:貸家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):47頭(3頭)
手術日:7月10日
協力病院:いながき動物病院
チケット発行数:8枚(手術済み39頭を除く8頭分を申請)
手術頭数:7頭(子猫1頭が発育不良により未手術)
協働ボランティア:個人ボランティア

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

  1. 2026年5月に1回目の支援が行われ、39頭の手術を実施。1回目の支援時に幼齢で手術できなかった子猫1頭と新たに発見された7頭の計8頭について2回目申請を行った。
    ※1回目のレポートはこちら。
  2. 手術対象8頭のうち、子猫1頭については発育が悪く手術が見送られたが、残る7頭についてはチケットによって不妊手術が完了した。
  3. 今回の支援対象である8頭を含む28頭が保健所に引き取られ、すでに25頭が譲渡された。残る3頭についても団体譲渡の申し込みがあり、全頭譲渡できる日も近いと考えている。なお、未手術の子猫1頭については、成長に合わせて適切な時期に譲渡先で不妊手術を実施する予定。
  4. 親族と保健福祉担当者との面談において、9月中に当事者の精神科受診と施設や病院への入所を検討しているとのこと。当事者は現場に残った猫19頭の継続飼育を未だ主張しているが、病院の鑑定結果によっては、この19頭についても保健所で引き取ることを検討している。
手術日オスメス耳カットのみ計
7月10日5207
計5207

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
取りこぼしなく、不妊手術を実行することができた。また、福祉部門と連携し、当事者の再発防止や飼育環境改善に向けて、行政が一丸となって対応できている。


どうぶつ基金スタッフコメント
前回の支援時に新たに猫が発見されたこともあり、2回目の支援となりました。発育不良によって子猫1頭が手術対象外となりましたが、その子を含めた28頭を保健所が引き取って譲渡につなげています。保護したすべての猫が譲渡できそうとのことで私たちもほっとしました。解決に向けて取り組んでこられた宇都宮市保健所の職員の皆様、そして個人ボランティアの方のご尽力に感謝いたします。
ただ、現場に残っている19頭については少し気がかりです。当事者の今後がどうなるかは分かりませんが、もしもの時に備えて保健所での全頭引き取りも検討されているとのこと。高齢の単身世帯で多頭飼育崩壊が起こった場合は特に、福祉部門との連携が重要であり、本件はその連携がとれているからこそ、先を見据えた検討ができているのだと感じました。


2026年度 多頭飼育救済支援実績はこちら
多頭飼育救済に関するお問合せはこちら

最近の投稿
  • 2_宮城県気仙沼市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
  • 13_鹿児島県薩摩川内市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
  • 3_高知県高知市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
  • 19_鹿児島県霧島市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
さくらねこSHOP

グッズを購入して支援する

さくらねこSHOPの利益は、殺処分ゼロを実現するための動物愛護活動に使われます。