オープン3日目の様子(8月17日)

オープンから3日目。

この日は、前日に捕獲器をお貸しした親子が朝一番で再訪されました。
前日にお預かりした猫のお迎えだけではなく、貸し出した捕獲器で、さっそく別の猫(前日にお預かりした猫のお母さん)を捕まえて連れてきてくださったのです。

この親子のご協力のおかげで、猫たちは母子そろってさくらねこになりました。これでもう、このお母さん猫から仔猫が生まれて増えることもなくなります。

捕獲器であまみのさくらねこ病院にやってきたお母さん猫

あまみのさくらねこ病院では、初日からボランティアさんが大活躍で、どんどん新しい仕事をこなしてくれています。
この日は、手術前の毛刈りにも挑戦。足立プロジェクトリーダーやNPO法人ゴールゼロの斉藤獣医の指導の元、おへそや乳首を避けて上手にお腹の毛を刈ってくれました!

あまみのさくらねこ病院に常駐するのはプロジェクトリーダーの足立獣医1人ですので、特にこれから猫が増えて来た時には、ボランティアさんのサポートが頼りです。
ボランティアの方には、初日から来院者の受付や猫のベッドの準備、器具の殺菌、清掃など幅広いお仕事をお任せしています。前日まで、毛刈りは獣医が行っていましたが、これもボランティアの方にやってもらえるとなると、頼もしい限りです。

足立プロジェクトリーダーの指導の元、手術前の猫のお腹の毛を刈るボランティアさん

そしてこの日は、テレビ局の方が取材に来ました。初日の記者会見に来てくれた記者の方が、詳しいインタビューのために戻ってきてくれたのです。

まず斉藤獣医がアマノくんのことを中心に取材を受け、続いて足立獣医もインタビューに応えました。

この日、すでにアマノくんはかなり人馴れしていて、斉藤獣医がちゅ~る(最近人気のペースト状の猫のおやつ)を差し出すとおいしそうに舐めていました。ノネコというイメージとギャップがあったのか、これには記者の方も驚いていました。

取材の中で、斉藤獣医が「殺処分は終わらせる時代に来ていると思っている」と語ったのが印象的でした。

どうぶつ基金も、猫の殺処分ゼロを目指して全国でTNR活動を行っています。

斉藤獣医のNPO法人ゴールゼロと手を携え、今後も活動を拡大していきたいと思います。

続く足立プロジェクトリーダーのインタビューでは、獣医を志した経緯、あまみのさくらねこ病院での活動を通して実現したいことなど、とても丁寧にお話を聞いて頂きました。

足立獣医率いるあまみのさくらねこ病院は、アマミノクロウサギなどの希少種と猫が共存できる環境づくりのため、奄美大島の外猫ゼロを目標に掲げています。

それには、地元の方々のご協力と、皆様のあたたかいご支援が欠かせません。
今後も引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

現地ボランティアさんを随時募集しています!また、現地猫場情報もお寄せ下さい!!
 下記フォームよりご入力をお願いします。
 ボランティア登録フォーム  goo.gl/6We4SE
 奄美お問い合わせフォーム  http://qq2q.biz/L36T

さくらねこサポーターになって継続した支援をしていただくことで殺処分ゼロへの大きな力になります。
さくらねこサポーター(獣医療に特化した寄付です)
https://www.kifukara.jp/form/doubutukikin/monthly/
※どうぶつ基金へのご寄付は寄付控除の対象になります。
さくらねこshop 利益はすべて動物愛護につかわれます。
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