アマミノクロウサギ増加の兆し!

2016年8月29日に奄美新聞から配信された記事を紹介します。

記事によると、現在徳之島では、アマミノクロウサギの交通事故が過去最多になってしまっているそうです。
とても、悲しく人が気を付けていかなけらばならない重要課題ですが、 記事をよく読むと、
「まったく想定してなかった地域」でアマミノクロウサギの交通事故が発生していると記載されています。

つまり、出没地域の増加→アマミノクロウサギの生息域の増加→アマミノクロウサギの増加
と考えることができます。

出没地域の広がりは、どうぶつ基金と徳之島3町で実施した大規模なプロジェクト「徳之島ごとさくらねこTNRプロジェクト」の成果が現れつつあるからだと言えるのではないでしょうか。

その証拠として、同記事によると、犬や猫によるアマミノクロウサギ捕食被害は、
「14年の9件をピークに、▽15年1件▽16年(同)0件に減っている。」
 とのことです!

当プロジェクトにご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

徳之島ごとさくらねこTNRプロジェクト実施報告書は、下記をご覧ください。

【徳之島ごとさくらねこTNRプロジェクト実施報告書】

最近の投稿
  • 「やさしさ」を、まとう時代へ
  • 「アマミノクロウサギ増えすぎて食害深刻」報道を受けて――どうぶつ基金の見解
  • 【あまみのさくらねこ】どうぶつ基金の公開質問状に対する環境省の回答について
  • 徳之島さくらねこ