【暫定公開・一部確認中】15_滋賀県豊郷町多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
申請No.15
申請日:2025年7月3日
申請/実施責任者:豊郷町 住民生活課
場所:滋賀県犬上郡豊郷町
居住者:当事者本人(88歳、女、無職)
居住環境:貸家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給している
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):15頭
手術日:12月13日
協力病院:にじのはしスペイクリニック岐阜分院
チケット発行数:15枚
手術頭数:8頭(病院都合により8頭しか対応できず)
協働ボランティア:多賀にゃん
申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
- 2021年頃、ネズミ除けのため知人から猫1頭を譲り受けて飼い始めた。
- 譲り受けた猫の不妊手術をしていなかったことから、自宅内や近隣で出産を繰り返して頭数が増え始めた。当事者宅は、猫が自由に室内外を行き来できるよう玄関ドアが開放されており、居室に置いてある餌を食べに地域猫が出入りできる環境となっている。
- 家族によると、2023年に5頭を保健所に引き取ってもらったとのこと。しかし、2024年4月には5頭の野良猫を世話して子猫が3頭生まれ、2024年7月には成猫7~8頭(うち1頭が妊娠)・子猫4頭となり、2025年6月には成猫8頭(オス3頭・メス5頭)、子猫7頭(オス3頭・メス4頭)になっていた。
- 2024年1月、当事者のケアマネージャーが訪問時に猫がいたため本人に確認すると、ネズミ除けのためにもらった猫が子猫を産んで困っているとの申し出があった。室内に毛が多く、環境も良くないため近くに居住する当事者の長男に相談。
- 2024年7月には豊郷町包括支援センターに相談。ボランティア団体の紹介や県の補助金について紹介し、ケアマネージャーが不妊手術の必要性を伝えた。当事者と長男からは「不妊手術が必要なことは分かっているが、何頭か手元に残したい。今、譲渡先を探している」との回答であった。
- 同じく2024年7月、ケアマネージャーは滋賀県動物保護管理センターにも相談。譲渡先を探す努力をしても新しい飼い主が見つからない場合はセンターで引き取るとの回答を得たが、最悪の場合は殺処分となる。引き取る場合はセンターに渡す前に不妊手術を行い、「数が増えたから引き取ってほしい」ということを繰り返さないようにということを当事者と長男に伝えた。
- ケアマネージャー、滋賀県動物保護管理センター職員とともに当事者宅を訪問し、当事者および長男と面談。
- 滋賀県動物保護管理センターより引取りを行うためには、①センターの掲示板に猫の写真と飼い主の連絡先を掲載して譲渡先を探すこと、②何頭か残したいのであれば、残す猫に当事者が費用を負担して不妊手術を行うこと、③猫の引き取りは1度きりであること、の3点について説明。その場で長男が動物病院に連絡して手術予約をしたが、手術費用が高額で最終的に手術はできなかった。
- 上記のとおり指導を行うも改善がみられず、今のままでは状況が悪化することから申請に至った。
- 全15頭分のチケットを申請していたが、病院都合により有効期限内に手術できたのは8頭のみ。未手術で残った7頭のうち5頭はすでに譲渡されており、残る2頭についても引き続き譲渡に取り組み、譲渡が進まない場合は2回目の申請を検討する。
- 食事のスペースをこまめに掃除するようにし、トイレの数も増やすことができた。瘦せている猫もおらず、体調は良好である。当事者宅には10頭が残っているが、ボランティア団体の協力のもと今後も譲渡を進め、最終的には1頭のみを残す予定。
| 手術日 | オス | メス | 耳カットのみ | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 12月13日 | 4 | 4 | 0 | 8 |
| 計 | 4 | 4 | 0 | 8 |
【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
初めてということもありましたが、申請から報告まで、添付資料含めて、効率よくできない点が多々ありました。(病院の予約や手術当日の受付、報告の写真が上手く撮れていいない等)次回は効率よく申請~報告までスムーズに完結できるように今回の経験を活かしたいと思います。
下記の支援後トイレ写真ですが、訪問した際に、当事者よりトイレは増やしたが、砂を明日買いにいくとのことでしたので、トイレに砂がない写真になった。
どうぶつ基金スタッフコメント



