さくらねこ短歌コンテスト結果発表!~1,654首のなかから大賞、各審査員賞、優秀賞が決定~

犬や猫の殺処分ゼロの実現を目指す公益財団法人どうぶつ基金(所在地:兵庫県芦屋市、理事長:佐上邦久)が、2024年2月15日(木)~3月15日(金)まで実施していた『さくらねこ短歌コンテスト』の審査が行われ、「さくらねこの日」である3月22日に大賞、優秀賞のほか、各審査員賞を発表いたしました。

『さくらねこ短歌コンテスト』は、「さくらねこ」のこと、飼い主のいない猫のこと、そして命の大切さを考えていただくきっかけとするため初めて開催されました。

予想を上回る1654首のご応募があり、どの作品も五・七・五・七・七の三十一文字に猫たちへの想いや愛が詰め込まれた良作ぞろいで審査は難航。そこで急遽、各審査員賞を追加し、「さくらねこの日」である3月22日に、大賞、各審査員賞、優秀賞の15首を発表いたしました。

🌸さくらねこ短歌コンテスト🌸 こちらからもご確認いただけます。

【審査員・山﨑好裕さま総評】
短歌や俳句といった短詩系文学は日本が世界に誇るべき文化です。
それらは日本語の表現の幅を広げ、日本語を美しく磨いていくことに大きく貢献してきたと言っていいでしょう。幼いころから短歌を日常的に自作してきて、現在は俳人として作品を発表し続けている私も、そのような自覚と自負を持ってこれまでも多くの歌や句を作ってきました。ですので、今回どうぶつ基金さんが「さくらねこ」という美しく、詩心を触発する言葉をテーマに短歌コンテストを開いてくださったことは、たいへん喜ばしいことと思っています。
良い短歌を詠むには日ごろから心の感動を大切に見詰めておくことが大事です。詩歌は作るものではなく、心から湧き上がってくるものだからです。今回は短歌を作り慣れているベテランの方から若く感性豊かな皆さんまで、多くの作品を拝見することができてとても楽しかったです。次の機会にも皆さんの素晴らしい作品を審査することができるように願っています.

1654首の歌は「さくらねこの日(3月22日)」にふさわしい猫たちへの贈り物となりました。初開催であった本コンテストにたくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。

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