67_沖縄県糸満市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)

申請No.67
申請日:2026年1月26日
申請/実施責任者:糸満市 市民健康部 市民生活環境課
場所:沖縄県糸満市
居住者:当事者本人(79歳、女性、無職)、配偶者(81歳、男性、無職)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):14頭(0頭)
手術日:2月26日、3月17日、20日、25日
協力病院:豊見城動物高度医療センター
チケット発行数:14枚
手術頭数:11頭(2頭が死亡、1頭は行方不明となった)
協働ボランティア:なし

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

  1. 2005年頃に野良猫1頭を保護して飼い始めた。
  2. その野良猫が妊娠していて子猫が生まれ、その後1~2年くらいで少しずつ増えていった。
  3. 介護長寿課からの相談により発覚。
  4. 雄雌を分けて飼育するよう指導したが、市が訪問した時点ですでに10頭以上となっており、2025年12月に発覚したというのもあり有効な指導ではなかった。
  5. 当事者は年金収入しかなく、要支援でもあるため経済的に厳しい状態である。猫を飼いつづけながら里親を探す意思はあるが、現状のままでは猫が増える一方であり、周囲に悪影響が出る恐れがあるため申請に至った。
  6. 当初いた14頭のうち11頭の手術が完了。手術前に2頭が亡くなり、1頭が行方不明となったっため3枚が未使用となった。行方不明の1頭については、戻ってきた際に不妊手術を予定している。
  7. 申請時はトイレが設置されていなかったが、支援時に5つのトイレを設置。また、運動スペースも確保できており猫の様子も支援前の変わりない。
  8. 11頭の猫は当事者が飼養を継続する。
手術日オスメス耳カットのみ
2月26日5308
3月17日0101
3月17日0101
3月17日0101
56011

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
本来なら当事者が費用を負担して不妊手術をすべきだが、頭数が増えてどうぶつ基金に依頼するに至ったことが反省点である。


どうぶつ基金スタッフコメント
多頭飼育状態に陥ると、「できる範囲で」「少しずつ」といった手術の進め方では猫の繁殖力には到底追いつきません。解決するには不妊手術を「すぐやる・全部やる」が鉄則です。年金収入の当事者には、10頭以上の不妊手術費用を負担することは困難であったことは容易に想像でき、今回、支援が入って繁殖に歯止めがかかったことは猫にとって、当事者にとって、まずは良かったと思います。
本件については、支援時に多頭飼育の届出も行われました。これからも介護長寿課と連携して飼養状況を注視していただくとともに、行方不明の1頭が戻った際には速やかに2回目申請を行っていただきたいです。


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