29_秋田県能代市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)※同案件2回目

申請No.29
申請日:2025年9月5日
申請/実施責任者:能代市 環境産業部 環境衛生課
場所:秋田県 能代市
居住者:当事者本人 (77歳 女 無職)、配偶者(77歳、男、無職)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給していない
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):30頭
手術日:9月28日、10月25日
協力病院:八戸のらねこ病院
チケット発行数:5枚(1回目の支援で25頭手術済)
手術頭数:5頭
協働ボランティア:能代さくら猫サポーターズクラブ

申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)

  1. 2025年8月に同案件1回目の支援が行われ25頭の不妊手術を実施している。1回目の申請時に把握していなかった05頭は新たに発覚したため、今回の支援は2回目となる。
    ※秋田県能代市1回目のレポートはこちら
  2. 手術済みの25頭(1回目の支援で24頭の不妊手術を実施)をのぞく5頭分を申請。
  3. 5頭の手術が完了し、現場の猫は全頭手術済みとなった。1回目の支援時に大きなトイレが6個設置されており、悪臭や汚れなどの問題もなく、猫たちは手術前と同じく穏やかに過ごしている。
  4. 総数30頭のうち1回目の支援後にボランティアが5頭を保護している(うち2頭はすでに譲渡済み)。残る25頭の猫は当事者が飼養を継続するが、里親探しを行い飼育頭数を徐々に減らしていく。
手術日オスメス耳カットのみ
9月28日0303
10月25日0202
0505

【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
1回目の支援時に発見された猫5頭の手術実施となりました。
2回目申請を行ったところまでは良かったのですが、猫の捕獲に手間取ってしまったことで手術が1度で終わらず、時間がかかってしまったことが反省点です。


どうぶつ基金スタッフコメント
2回目の申請がスムーズに行われたこともあり、1回目の申請があった8月から3ヶ月で全頭手術完了となりました。残った猫ほど捕獲が難しくなるのは多頭飼育救済でも同じです。それでも、あきらめずに取り組んでいただいた能代市と協働ボランティアの方に感謝を申し上げます。
現場には25頭の猫が残っていますが、手術前と変わらず穏やかに過ごしているとのこと。1回目の支援後にボランティアが保護した5頭のうち2頭はすでに譲渡されており、今後も里親探しが継続して行われます。1頭でも多くの猫に新しい家族が見つかることを願っています。


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