宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト 6月ご報告!

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

6月24日~6月27日の4日間

どうぶつ基金は宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト
第3回目の実施を行いました。

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宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト 6月ご報告

宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト

【実施日程】
・2025年6月24日(火)~6月27日(金)

【会場】
・どうぶつ基金病院西臼杵(日之影町 歌舞伎の館)
 執刀医 : 長井

 行政職員
  6/24 : 3名
  6/25 : 3名
  6/26 : 4名
  6/27 : 3名
 
 ボランティア
  6/24 : 5名
  6/25 : 4名
  6/26 : 8名
  6/27 : 5名

 手術数
  オス : 56頭
  メス : 52頭
  メス(妊娠) : 18頭
  耳カットのみ : 0頭

※耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、
手術前に不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです。

総数:126頭


6月は、126頭のさくらねこが誕生しました。

TNR実施期間前には行政のご担当者とボランティアさんが、捕獲場所の事前確認を行いました。

多頭飼育崩壊の現場や猫の不妊手術をしているが、捕まらない猫がいることで
子猫が生まれて続けているという現場もありました。

プロジェクト期間中には多くのボランティアさんが応援に駆け付けてくれました。

捕獲やリターンの現場では、このプロジェクトの協力員であることを
一目でわかってもらえるよう、名札を準備しました。

名札のおかげで住民の方とのコミュニケーションも取りやすくなりました。

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【五ヶ瀬町・担当者より】
高齢者の方で猫の頭数がどんどん増えて手に負えなくなっており、
飼育環境も悪くなっているようなところもありました。

飼育する人にとっても猫にとっても、今回TNR事業ができたことで、救われたのではと思います。
山間部で事業をしていただいてることに、感謝します。

【どうぶつ基金スタッフより】

宮崎県山間部で行われたTNR地域集中プロジェクトの3回目が無事終了しました。

高齢者が多く、動物病院も少ないこの地域では、増え続ける猫たちに
どう対処すればよいのか分からず、悩みを抱えるご家庭も少なくありませんでした。

空腹の猫にごはんを与える優しさと、その一方で増え続ける命への戸惑い。
苦しい思いのなかで、日々を過ごされていた方も多かったことと思います。

また、ご近所の方から寄せられた情報により、捕獲が実現した現場もありました。

自らSOSを発信できない方も多くいらっしゃいます。
地域の皆さんのあたたかな目が、不幸な命の誕生を防ぎ、
そこで暮らす人々の穏やかな日常も守っているのだと、改めて実感した4日間でした。

高齢の方々の思いやりと、地域の方々の協力、そして全国の皆さまからのご支援が、
現場でのTNR活動を支えています。

すべての命にやさしい地域社会を目指して、これからも活動を続けてまいります。

宮崎県山間部TNR地域集中プロジェクト第4回は
2025年7月23日(水)~7月26日(土)

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どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

手術後、ボランティアさんたちがお世話をしてくれます。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。
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さくらねこサポーター – どうぶつ基金
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