さくらねこ無料不妊手術事業  

2022年度さくらねこ不妊手術受付について

マイページがリニューアルいたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。

 

  • 2022年度のチケット申請は2022年3月から受付開始
  • 一般枠の方は、チケット申請にあたりマイページ再登録が必要です。マイページ登録は随時受け付けています。
  • 多頭飼育救済のためのチケット申請は随時受け付けます(行政枠のみ申請可能)。

【一般枠・団体枠・行政枠】
受付開始日:2022年3月1~5日 以降毎月1日~5日

※年度予算が終了となりましたら、その時点で申請を終了させていただくことがございます。

【多頭飼育救済枠】
受付開始日:3月1日 ~随時


TNRどうぶつ基金マイページより登録、チケット申請をお願いします。

2022年3月有効分のチケット配分確認、2021年度の使用済みチケット報告は旧・TNRどうぶつ基金マイページからお願いします。

●一般枠の登録から申請、実施、報告までの流れ
●行政枠の登録から申請、実施、報告までの流れ
●団体枠の登録から申請、実施、報告までの流れ
●多頭飼育救済支援に関するお問合せはこちら 
●多頭飼育救済支援申請はこちら 
●出張手術についてのお問合せはこちら

どうぶつ基金では1匹でも多くの猫に不妊手術を施すことが殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だと考えています。そこで全国の獣医さんや行政、ボランティアの皆さんと協働して、さくらねこ無料不妊手術を行っています。

さくらねこ無料不妊手術事業は、飼い主のいない猫の問題を殺処分ではなく不妊手術(TNR)によって解決しようとする行政や、ボランティアさんを支援する事業です。

さくらねこ無料不妊手術事業
行政枠 団体枠 一般枠
応募期間 毎月1〜5日 毎月1〜5日 毎月1〜5日
応募方法 マイページサイトから登録後、フォームにて申請 マイページサイトから登録後、フォームにて申請 マイページサイトから登録後、フォームにて申請
応募資格 1、地方公共団体
2、地方公共団体が運営している施設(公園等)の管理を委託されている方
公益財団法人、公益社団法人、NPO法人、認定NPO法人、一般財団法人、一般社団法人、その他 行政枠・団体枠にあてはまらない場合はすべて個人名でのご登録になります
応募枚数の上限 上限なし 40枚まで 10枚まで
支援内容 不妊手術・ワクチン・ノミ除け薬 不妊手術 不妊手術

 


登録行政一覧はこちら

どうぶつ基金では、全国の行政と協働してさくらねこTNRを実施しています。
協働する行政は、どうぶつ基金が発行する無料不妊手術チケットを管内の市民ボランティアの方に、再分配しています。詳細は各協働行政にお問合せください。
協働行政一覧はこちら


登録団体一覧
北海道(3)
一般社団法人野良猫もみな家族だよ(北海道札幌市南区)
NPO法人 猫色protectionむろらん(北海道室蘭市)
特定非営利活動法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道(北海道札幌市中央区)
岩手県(1)
東上野町町内会(岩手県奥州市)
東京都(1)
NPO法人キャットセイビア(東京都多摩市)
富山県(2)
特定非営利活動法人ワンハート野良猫応援隊(富山県黒部市)
特定非営利活動法人しっぽのこころ(富山県富山市)
茨城県(4)
大塚団地区自治会(茨城県かすみがうら市)
NPO法人未来あいむす(茨城県鹿嶋市)
特定非営利活動法人ポチたま会(茨城県取手市)
一般社団法人わんドライブ(茨城県古河市)
群馬県(3)
柳川町東部町内会(群馬県高崎市)
学校法人つくし学園(群馬県桐生市)
特定非営利活動法人群馬わんにゃんネットワーク(群馬県高崎市)
神奈川県(1)
一般社団法人こはるや(神奈川県大和市)
千葉県(4)
岩根東地区地域猫対策部会(千葉県木更津市)
はちねこ(千葉県木更津市)
一般社団法人ラフィンの家(千葉県東金市)
特定非営利活動法人Love&Hand(千葉県東金市)
埼玉県(1)
一般社団法人笑にゃんこ王国(埼玉県秩父市)
石川県(1)
特定非営利活動法人 こねこサポーター(石川県野々市市)
岐阜県(2)
NPO法人もふっこひだ(岐阜県高山市)
NPO法人あすねこ(岐阜県大垣市)
愛知県(4)
一般社団法人Revue動物愛護(愛知県豊明市)
一般社団法人Noel House(愛知県岡崎市)
一般社団法人ロイヤルアシスタントドッグ(愛知県安城市)
特定非営利活動法人えんねこ(愛知県豊田市)
滋賀県(2)
富士見台五区自治会(滋賀県大津市)
大浜延寿会(滋賀県長浜市)
兵庫県(4)
多田グリーンハイツ自治会(兵庫県川西市)
特定非営利活動法人たんばコミュニティハブ(兵庫県丹波市)
柏原自治協議会(兵庫県丹波市)
特定非営利活動法人 神戸猫ネット(兵庫県神戸市兵庫区)
京都府(2)
東大路高野第二住宅理事会(京都府京都市左京区)
特定非営利活動法人古都ねこくらぶ(京都府京都市上京区)
大阪府(8)
川北連合振興町会(大阪府大阪市西淀川区)
茶山台校区自治連合会(大阪府堺市)
三軒家東環境を守る会(大阪府大阪市大正区)
瓢箪山中央商店街振興組合(大阪府東大阪市)
イナリ前商店街振興組合(大阪府東大阪市)
特定非営利活動法人動物愛護を推進する会(大阪府高槻市)
NPO法人 地域猫管理協会(大阪府高槻市)
特定非営利活動法人動物愛護団体ワンハート大阪(大阪府大東市)
広島県(2)
NPOねこみみ福山(広島県福山市)
特定非営利活動法人ひげとしっぽ(広島県福山市)
福岡県(7)
一般社団法人ねこ99福岡(福岡県福岡市城南区)
NPO法人さくらねこサポートOGORI(福岡県小郡市)
NPO法人 小さな天使club(福岡県宮若市)
一般社団法人福岡ねこともの会(福岡県大野城市)
特定非営利活動法人SCAT(福岡県福岡市西区)
特定非営利活動法人あおぞら(福岡県北九州市門司区)
NPO法人 Companion Animal Trust, Nippon(福岡県福岡市南区)
沖縄県(8)
登川自治会事務所(沖縄県沖縄市)
一般社団法人 SCB CatsWalk(沖縄県中頭郡)
特定非営利活動法人ねこハピ(沖縄県宮古島市)
特定非営利活動法人おきにゃあわんネットワーク(沖縄県宜野湾市)
NPO法人ねこと人と地域のいのちをつなぐ会(沖縄県中頭郡読谷村)
赤道区自治会(沖縄県うるま市)
津波古自治会(沖縄県南城市)
一般社団法人琉球わんにゃんゆいまーる(沖縄県那覇市)
計60件


行政枠の登録から申請、実施、報告までの流れ

行政枠登録対象者
1、地方公共団体
2、地方公共団体が運営している施設(公園等)の管理を委託されている方(指定管理者)

1、この事業をよく理解する。

チケットとは:全国の協力病院で使用できる無料不妊手術チケットです。

どうぶつ基金では、さまざまな形で行政と協働してさくらねこ無料不妊手術を行っています。
どうぶつ基金から受け取ったチケットを調整して市民ボランティアの皆さんに分配をしていただくという簡易な形から、ねこの捕獲、出張手術、リリース後の管理まで含めて協働するなど、それぞれの地域にあったオリジナルプランを作成して実施しています。

申請者及び協働するボランティアは自身の運営するウエブサイト、SNS等に本事業の活動について掲載し、手術費用やワクチン、ノミ除けなどの獣医療が全てどうぶつ基金の費用負担によって支払われていることを明記する義務を負います。

2、さくらねこ無料不妊手術事業に新規登録をする。

3、当サイトのマイページからチケット申請がご利用頂けます。

4、行政枠専用のフォームから必要事項を入力しチケットを申請する。

行政枠協働登録申請書(Word  ※2023年3月10日更新)

※行政枠で申請の方は上記申請書の提出は必須となります。
※旧申請書はご使用になれません。上記掲載の最新版をご使用ください。
※審査があり、希望通りチケットが発行されない場合があります。
※チケットが有効期限内に使用できなかった場合、期間の延期は出来ません。
有効期間内でできる範囲でお申し込みください。
※各病院の毎月の受入数には限りがあります。他の方の迷惑になりますので多めに申請することはお控えください。

5、事業(TNR)を実施する

事業計画に基づいて事業を実施します。

6、マイページから実施報告をする

チケット使用後は、マイページより速やかにさくらねこ無料不妊手術完了報告を行ってください。報告をしない場合、チケット申請ができなくなります。
TNRは、1か所のコロニーの猫に集中的に不妊手術を施すことによって大きな効果をあげますが、一度ですべての猫のTNRを行うことは難しく、また他の地域から流れてくる猫、新たに捨てられる猫がいることから、継続した管理が必要です。

7、新たな申請をする(さらにチケットが必要な場合)

想定以上の猫がいた、新たなコロニーが発見された、継続の必要があるなど、さらにチケットが必要な場合は、新たなチケットの申請ができます。
※申請受付期間は、毎月1日から5日です。

8、事業終了後の「さくらねこ無料不妊手術事業」アンケートに答える。

事業終了後、個別の報告とは別にアンケートに答えていただきます。

チケットの有効期限内に報告がない場合は、次回の申請はできません。

TNRどうぶつ基金マイページより新規登録をお願い致します。


団体枠の登録から申請、実施、報告までの流れ

団体枠登録対象者
団体枠A=【公益財団法人、公益社団法人、NPO法人、認定NPO法人、一般財団法人、一般社団法人】のうち、どうぶつ基金の地域相談窓口として紹介される事、相談者に対応することに同意した方。
※地方公共団体が運営している施設(公園等)の管理を委託されている方(指定管理者)は行政枠でご登録下さい。
団体枠B=学校法人、自治会連合会、自治会(チケット使用対象地域は自治会や学校の管轄内の猫に限る)

1、この事業をよく理解する。

チケットとは:全国の協力病院で使用できる無料不妊手術チケットです。

<団体枠A>
・どうぶつ基金の地域相談窓口として紹介されること、相談者に対応することへの同意が必要です。
・申請者及び協働するボランティアは、自身が運営するホームページ(ない場合はSNS 等でも可)に本事業の活動について掲載し、どうぶつ基金の費用負担によって不妊手術費用が支払われていることを明記する義務を負います。
・団体枠Aとして登録する団体は、運営するホームページ(ない場合はSNS 等でも可)に以下の定型文の掲載が必要です。登録申請時に掲載が確認できるようご準備ください。
『「(団体名)」は、殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。
どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を利用してTNRを行っており、
チケットを使用して行った不妊手術費用については全額どうぶつ基金が負担します。』
(「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」の部分には「https://www.doubutukikin.or.jp/kifu/」へのリンクが必要です。)

<団体枠B>
・地域猫として TNR をすると決定したこと、どうぶつ基金の協働ボランティア団体枠に登録申請を
することを決議もしくは承認したことが分かる理事会の議事録を添付してください。
※議事録には代表者の捺印が必要となります。
※学校法人については不要です。
・運営するウエブサイト、SNS等に本事業の活動について掲載することで上記に代えることができます。
詳しくはお問い合わせください。

※団体枠の登録には審査があります。登録不可となった場合、理由についてはお答えできません。あしからずご了承ください。

2、さくらねこ無料不妊手術事業に新規登録をする。

3、当サイトのマイページからチケット申請がご利用頂けます。

4、団体枠専用のフォームから必要事項を入力しチケットを申請する。

※審査があり、希望通りチケットが発行されない場合があります。
※チケットが有効期限内に使用できなかった場合、期間の延期は出来ません。
有効期間内でできる範囲でお申し込みください。
※申請受付期間は、毎月1日から5日です。
※どうぶつ基金が申請内容を審査してチケット発送します。

5、事業(TNR)を実施する

事業計画に基づいて事業を実施します。

6、マイページから実施報告をする

チケット使用後は、マイページより速やかにさくらねこ無料不妊手術完了報告を行ってください。報告をしない場合、チケット申請ができなくなります。

7、新たな申請をする(さらにチケットが必要な場合)

想定以上の猫がいた、新たなコロニーが発見された、継続の必要があるなど、さらにチケットが必要な場合は、新たなチケットの申請ができます。
※申請受付期間は、毎月1日から5日です。

8、事業終了後の「さくらねこ無料不妊手術事業」アンケートに答える。

事業終了後、個別の報告とは別にアンケート答えてていただきます。アンケートに回答しない場合、翌年度のチケット申請ができなくなります。

チケットの有効期限内に報告がない場合は、次回の申請はできません。

TNRどうぶつ基金マイページより新規登録をお願い致します。


一般枠の登録から申請、実施、報告までの流れ

一般枠登録対象者
行政枠・団体枠にあてはまらない場合は、すべて個人名での登録になります。

1、この事業をよく理解する。

チケットとは:全国の協力病院で使用できる無料不妊手術チケットです。

申請者は自身の運営するウエブサイト、SNS等に本事業の活動を掲載する際、手術費用が全てどうぶつ基金の費用負担によって支払われていることを明記する義務を負います。

2、さくらねこ無料不妊手術事業に新規登録をする。

3、当サイトのマイページからチケット申請がご利用頂けます。

4、一般枠専用のフォームから必要事項を入力しチケットを申請する。

※審査があり、希望通りチケットが発行されない場合があります。
※チケットが有効期限内に使用できなかった場合、期間の延期は出来ません。
有効期間内でできる範囲でお申し込みください。
※申請受付期間は、毎月1日から5日です。
※どうぶつ基金が申請内容を審査してチケット発送します。
※一般枠登録は一家族につき1名様に限ります。同一家族からのチケット申請は無効になります。

5、事業(TNR)を実施する

事業計画に基づいて事業を実施します。

6、マイページから実施報告をする

チケット使用後は、マイページより速やかにさくらねこ無料不妊手術完了報告を行ってください。報告をしない場合、チケット申請ができなくなります。

7、新たな申請をする(さらにチケットが必要な場合)

想定以上の猫がいた、新たなコロニーが発見された、継続の必要があるなど、さらにチケットが必要な場合は、新たなチケットの申請ができます。
※申請受付期間は、毎月1日から5日です。

8、事業終了後の「さくらねこ無料不妊手術事業」アンケートに答える。

事業終了後、個別の報告とは別に1年間のアンケートに答えていただきます。アンケートに回答しない場合、翌年度のチケット申請ができなくなります。

チケットの有効期限内に報告がない場合は、次回の申請はできません。

TNRどうぶつ基金マイページより新規登録をお願い致します。


出張手術

この事業では、猫の数が多い、協力病院がない場合、出張手術をさせていただきます。下記、前例をご参考にしてください。

さくらねこ出張手術マニュアルはこちら

移動診療車

さくらねこ無料不妊手術を行う移動診療車です。
どうぶつ基金の無料不妊手術チケットは全国の協力病院で使用できますが、日本列島はとても広く全国津々浦々まで対応が出来ませんでした。そこで地方行政と協力して出張手術を行ってきましたが、手術の場所探しに苦慮していました。
移動診療車は近くに病院や一斉手術の会場となる施設のない地域に赴いて一斉TNRや診療を行います。
どうぶつ基金は殺処分ゼロにまた一歩近づきました。

どうぶつ基金と出張手術車

日本で初めて移動診療車によるTNR不妊手術は今から20年前1993年大阪で始まりました。執刀医はどうぶつ基金前会長で現顧問の山口武雄獣医師、ボランティアスタッフは若干33歳の佐上理事長や当時の理事でした。(注:財団の活動は当時神奈川県だけで許可されていましたので事業は他団体が主催していました)当時の手術車はトラックの荷台に手作りの手術台を置いただけの簡易なものでしたが、山口獣医とスタッフは勢力的に全国キャンペーンを繰り広げ数千匹もの不妊手術を行いました。
今回新造された移動診療車は、長年蓄積した経験をもとに、獣医がストレスなく手術が出来ること、ボランティアさんが安心して動物たちを託すことが出来ることに重点を置いてデザインされました。


フライデイ記事写真

雑誌 フライデー 1993年10月8日号の記事 (画像をクリックすると記事が読めます)

出張手術に関するお問い合わせはフォームからお願いいたします。

犬と猫の殺処分の現状

猫の処分数は、犬の処分数の5倍近くとなっています。
行政に引き取られる飼い主不明猫の81%が産まれて間もない仔猫です。
このことは、不妊手術を徹底することで猫の処分数が8割減ることを意味しています。

どうぶつ基金では、平成16年(2004)から令和2年(2020)までに167,022頭のさくらねこ無料不妊手術を行い、さくらねこTNRの啓発を行ってきました。