緊急提言:奄美の猫駆除は、希少種を救ったのか
いま、環境省は、飼い猫‧野良猫や地域猫を含む「すべてのイエネコ」を、外来種のリスト(防除推進外来種)に位置づけようとしています。
その最⼤の根拠とされているのが、「奄美⼤島では、猫を駆除して、絶滅⼨前だった希少種アマミノクロウサギを救った」という”成功物語”です。この物語があるからこそ、「希少種を守るためなら、猫の駆除もやむを得ない」という空気が広がっています。
しかし――その”成功物語”は、本当なのでしょうか。
もし、奄美の猫駆除が、実は希少種の回復に役⽴っていなかったとしたら?
その”成功”を根拠に、いま全国の猫が外来種にされようとしているのだとしたら?
これは、私たちみんなに関わる問題です。

はじめに ― 私たちの⽴場
私たちは、希少種の保全に反対しているのではありません。
アマミノクロウサギをはじめとする奄美の固有種は、かけがえのない宝であり、守られるべきものです。
私たちが問うているのは、その⼿段が「本当に効果のあるものなのか」ということです。
猫の駆除は、命を奪う政策です。そして、多額の⾎税が投じられています。
実際、奄美⼤島のノネコ管理計画(2018〜2027年度)には、総額で4億円を超える税⾦が投じられる予定です。
さらに⾒過ごせないのは、この駆除が、守るべき希少種そのものを傷つけている事実です。環境省の報告書によれば、2020年度だけで、ワナに誤ってかかった野⽣⽣物は238頭にのぼります。そのうち、絶滅危惧種である固有種は、アマミトゲネズミ13頭、アマミノクロウサギ2頭、ケナガネズミ4頭など19頭。ほかに、オットンガエルやハシブトガラス217⽻などが含まれます(事業開始からの累計では、誤捕獲は300頭を超えます)。
そして、ワナの中で死亡した個体もありました。⻑時間ワナに放置されてトゲネズミが死んだ事例では、動物愛護法違反(動物虐待)にあたるとの指摘もなされています。守るべきアマミノクロウサギやトゲネズミといった固有種が、それを守るはずの駆除事業によって、傷つけられ、命を落としているのです。
命を奪い、これだけの税⾦を投じ、しかも守るべき固有種まで犠牲にする政策であればなおのこと、それは「証拠に基づく政策⽴案(EBPM)」——確かなデータと科学的根拠に基づいて、決定されなければなりません。
以下にお⽰しするのは、その検証の結果です。すべて、環境省⾃⾝が公表している正式なデータに基づいています。
―― 環境省のデータが⽰す、本当の答え ――
今回、感情論や印象は抜いて、環境省⾃⾝が公表しているデータだけを使って、環境省の”成功物語”を検証していきます。「奄美では猫を駆除して希少種を救った」という通説を、環境省⾃⾝のデータで検証すると、次のことが
分かります。このずさんな”成功物語”を根拠に、全国の猫が狙われています!
アマミノクロウサギは、猫を駆除する前からずっと増えていた
奄美⼤島で2003年 :2,000〜4,800頭(中央値2,329頭)→ 2021年: 10,024〜34,427頭(中央値19,558頭)。2003年→2021年で約8.4倍に増えており央値で約8.4倍。駆除本格化の2018年より前から、⼀貫して増加。環境省はこの増加を把握しながら古い数字で駆除計画を作った
2017年には既に 11,592頭。それなのに、実際の5分の1以下でしかない2003年の数字を根拠に計画した。駆除しても、増加のペースは変わらない
駆除前も後も年約14%の増加。猫の駆除はアマミノクロウサギの生息数回復に寄与していない。回復させたのは、猫の駆除ではない
マングースがいない徳之島でも増加率は同じ。⼈間による捕獲がなくなり(1921年〜)、すみかの森が守られたことが、両島に共通する回復の要因。「猫にも効果があった」という説明に、数値的な裏付けはない
「猫を駆除したから回復した」という証拠は、環境省が持つデータのどこにもない。そもそも猫は数百年前から奄美にいた
猫が原因なら、アマミノクロウサギはとうに絶滅していたはず。減少の主因は、1920年頃まで続いた⾷⽤‧薬⽤の捕獲や森林伐採だった。この駆除に、4億円を超える税⾦。しかも守るはずのアマミノクロウサギやトゲネズミを、ワナで傷つけ、死なせている
【結論】
猫の駆除がアマミノクロウサギ回復の主因だったという証拠は、環境省のデータには⾒当たりません。それにもかかわらず、この”成功物語”を根拠に、いま全国の猫が「防除推進外来種」にされようとしています。
❚ 事実① アマミノクロウサギは、猫を駆除する前から、⼀貫して回復していた
環境省が2022年に公表した、アマミノクロウサギの推定⽣息数(奄美⼤島)は、次のとおりです。各年について、環境省が⽰した推定の幅(95%信⽤区間)と、その中央値を記します。
| 年 | 推定の幅(95%信用区間) | 中央値 |
| 2003年 | 752 〜 7,821頭 | 2,329頭 |
| 2010年 | 2,941 〜 9,805頭 | 5,642頭 |
| 2017年 | 6,582〜 19,637頭 | 11,592頭 |
| 2021年 | 10,024 〜 34,427頭 | 19,558頭 |
2003年から2021年までの18年間で、中央値で⾒て約8.4倍に増えています(奄美‧徳之島を合わせた2021年の推定は11,549〜39,162頭、中央値22,382頭)。
特に注⽬すべきは2017年です。ノネコ管理計画が策定される直前のこの年、アマミノクロウサギは既に中央値で11,592頭、推定の下限をとっても6,582頭にまで回復していました。これは、計画が前提とした2003年の古い数字(2,000〜4,800頭)を、⼤きく上回っています。
重要なのは、その増え⽅です。ノネコ駆除が本格化する2018年よりずっと前から、アマミノクロウサギは毎年、着実に増え続けていました。「猫を駆除したから増えた」という説明は、この時系列と合いません。
❚ 事実② 環境省は増加を把握しながら、13年前の古い数字で駆除計画を作った
ここに、重⼤な問題があります。
環境省は、2006年から毎年、沢沿いでの糞の調査(糞粒数のモニタリング)を⾏い、アマミノクロウサギの⽣息状況とその「経年変化」を把握してきました。 これは、環境省⾃⾝が公式サイトに明記している事実です。
つまり、アマミノクロウサギが増えているという傾向は、環境省の⼿元に、早くから蓄積されていました。
ところが、環境省が「ノネコ管理計画」(2018年度〜)を策定した際に、⽣息数の前提として⽤いたのは、2003年に公表された古い推定値「2,000〜4,800頭」(Sugimura and Yamada 2004)でした。計画策定の時点で、すでに13年以上前の数字です。増加を反映した新しい個体数推定を、環境省が正式に公表したのは、計画開始後の2022年でした。
そして、その2022年の推定が、決定的な事実を明らかにしました。
環境省がさかのぼって推計した結果によれば――
「計画策定の直前にあたる2017年、アマミノクロウサギは既に中央値で約11,592頭まで回復。これは、計画が前提とした2003年の⽔準(中央値2,329頭)の約5倍にあたる」
もちろん、この「11,592頭」という具体的な数字は、2022年に新たな⼿法で遡及推計されたものです。しかし重要なのは、環境省が2006年以降、増加の傾向そのものは把握できる⽴場にありながら、それを個体数の推定に反映させず、13年前の古い数字を計画の根拠としつづけたという点です。
増加を⽰すデータを取りつづけていながら、それを⽤いず、実際の5分の1以下でしかない古い数字を根拠に、駆除計画が作られた――結果として、2017年当時、環境省および計画を策定した関係者が当然に知り得た最新の状況が、計画に反映されないまま、策定が進められたことになります。
そして、より本質的な問題は、こうです。
もし、計画策定の時点で「アマミノクロウサギは既に⼤きく回復している」という正確な状況に基づいて検討していたら、「猫がアマミノクロウサギを絶滅させる」という計画の前提そのものが成り⽴たず、この駆除計画は、そもそも⽣まれなかった可能性が⾼いのです。
「絶滅の危機」を理由に始まった駆除計画が、実は「危機ではなく回復の途上」だったとすれば、その根拠は、根本から問い直されなければなりません。
❚ 事実③【核⼼その1】 駆除しても、増加のペースは変わっていない
アマミノクロウサギの1年あたりの増加率を、環境省の実データから計算すると――
・ノネコ駆除が⾏われなかった 2012〜2017年:年平均 約14〜15%
・319頭を駆除した 2018〜2021年:年平均 約14%(1.14倍)
駆除しても、しなくても、増加のペースは、年約14%(1.14倍)で変わっていません。
環境省は、駆除開始後にアマミノクロウサギが「急増した」グラフを⽰すことがあります。しかし、それは⾒かけです。⽣息数が⼤きくなれば、同じ増加率でも、実数の増え幅は⼤きく⾒えます(指数関数的な⾒かけ)。“勢い”を⽰す増加率で⾒れば、駆除の前後で、何も変わっていないのです。

左のグラフ(実数)は、駆除後に急伸したように⾒えます。しかし、右のグラフ(⼀年ごとの増加率)を⾒れ
ば、駆除の前も後も、増加の勢いは同じ。猫の駆除は、アマミノクロウサギの回復に寄与していません。
なお、「増加率が⼀定なのは、個体数が増えて頭打ち(環境収容⼒の上限)に近づいたからだ」という⾒⽅も成り⽴ちません。アマミノクロウサギは2021年に⾄るまで増加を続けており、頭打ちの兆候は⾒られないからです。増える余地が⼗分にある中で、駆除の前後を通じて増加率が変わらなかったという事実は、やはり「猫の駆除が回復を後押ししたわけではない」ことを⽰しています。
❚ 事実④【核⼼その2】 では、何がクロウサギを回復させたのか
猫の駆除が回復の主因でないなら、いったい何が、アマミノクロウサギを増やしたのでしょうか。
その⼿がかりは、徳之島にあります。
徳之島のアマミノクロウサギも、奄美⼤島とほぼ同じペース(年13〜14%)で増えてきました。猫やその他の状況が異なる⼆つの島で、増加率がこれほど⼀致している――この事実は、回復の理由が、島ごとの個別事情ではなく、両島に共通する要因にあることを⽰しています。
では、両島に共通して、アマミノクロウサギを増やした要因とは何か。歴史をたどると、⼆つの⼤きな変化が⾒えてきます。
① ⼈間による捕獲が、なくなったこと
アマミノクロウサギは、⾜が短く、すばやく逃げることが苦⼿な動物です。そのため、かつては格好の獲物とされ、1920年ごろまで、その⾁は⾷⽤とされ、薬になると信じられ、⽑⽪も利⽤されていました。⼈間による捕獲は、アマミノクロウサギを減らす、⼤きな要因でした。それが、1921年にアマミノクロウサギが天然記念物に指定されて捕獲が規制され、この圧⼒が取り除かれました(1963年には特別天然記念物に)。
② 森を守る施策が、進められたこと
アマミノクロウサギがすむ森は、戦後の⼤規模な森林伐採によって、⼤きく失われました。森林の若齢化がアマミノクロウサギ等の減少につながることは、早くから指摘されていました。その後、国有林に希少種の⽣息地を守る保護林が設けられ、2013年には奄美⼤島‧徳之島の国有林に「森林⽣態系保護地域」が設定されるなど、⽣息地である森を守る取り組みが進められてきました。
⼈間の捕獲がなくなり、すみかである森が守られた――これらは、奄美⼤島にも徳之島にも共通する変化です。
猫の有無にかかわらず、両島で同じようにアマミノクロウサギが増えてきたのは、アマミノクロウサギが本来の繁殖⼒を取り戻し、減少の要因が取り除かれていったからだと考えるのが⾃然です。
このように⾒れば、「猫がいなければ、もっと増えていたはずだ」という反論も、当たりません。猫の状況が違う両島が同じペースで増えたのですから、増加のペースを決めていたのは、猫ではなかったのです。
❚ 事実⑤ 「猫の駆除にも効果があった」という説明には、数値的な裏付けがない
環境省は、徳之島について「2014年度から始めたノネコ捕獲対策の効果も⼀定程度あった」と述べています。
しかし、これは数値的な根拠を⽋いた、想像の域を出ない説明です。
- 環境省の推定データを⾒ると、徳之島のアマミノクロウサギは、ノネコ対策が始まる2014年より前からすでに増加(2003年の中央値290頭から、対策開始前に数倍に増加)。
- その増加率は、条件の異なる奄美⼤島とほぼ同じ(年13〜14%)
- もし「2014年のノネコ対策で増えた」のなら、対策開始の前後で増加率に変化が現れるはずだが、そのような変化は、データに⾒られない。
「効果が⼀定程度あったと考えている」という環境省の説明は、あくまで”考え”であって増加率のデータによって裏付けられてはいないのです。
❚ 事実⑥ そもそも、猫が原因なら、アマミノクロウサギはとうに絶滅していたはず
ここまでは、環境省のデータをもとに「猫の駆除は回復に寄与していない」ことを⾒てきました。最後に、時間の物差しを、⼤きく広げてみます。
猫は、数百年前から奄美にいました。
環境省⾃⾝が、こう説明しています。「奄美⼤島や徳之島でも、昔はネズミやネズミを狙ってやってくるハブ対策として、ネコを放し飼いにしていた」。イエネコは弥⽣時代に⼤陸から⽇本へ渡り、以来、⼈の暮らしとともに各地の島々へ広がりました。サトウキビ栽培が基幹産業だった奄美では、作物を⾷い荒らすネズミを捕るネコは、古くから⽣活に⽋かせない存在だったのです。
つまり、アマミノクロウサギは、少なくとも数百年にわたって、ネコと同じ島で暮らしてきました。 ここで、素朴な疑問が⽣まれます。
もし「ネコがアマミノクロウサギを絶滅させる捕⾷者」であるならば、数百年ものあいだ同じ島にネコがいて、なぜアマミノクロウサギは絶滅しなかったのでしょうか。
答えは明らかです。アマミノクロウサギは、ネコと共存しながら、⽣き延びてきたのです。「猫がいれば希少種は絶滅する」という前提そのものが、この⻑い共存の歴史と、整合しません。
では、アマミノクロウサギを減らしたのは何か
歴史を振り返ると、アマミノクロウサギの数を⼤きく減らした要因は、猫ではなく、別のところにありました。
アマミノクロウサギは、⾜が短く、すばやく逃げることが苦⼿な動物です。そのため、かつては格好の獲物とされ、1920年ごろまで、その⾁は⾷⽤とされ、薬になると信じられ、⽑⽪も利⽤されていました。さらに、戦後の⼤規模な森林伐採が、そのすみかを奪いました。
そして、1921年、アマミノクロウサギは、動物として⽇本で初めて国の天然記念物に指定され、捕獲が規制されます(1963年には特別天然記念物に)。つまり、「⼈間による捕獲」という古くからの減少要因は、20世紀の前半に、法によって取り除かれていました。
このように、アマミノクロウサギの増減を左右してきたのは、⼈間による捕獲や森林の伐採といった要因でした。猫の捕⾷だけが、この希少種の運命を決めてきたわけではないのです。
※ ⼈間による捕獲圧の消失や森林保護が、回復にどこまで寄与したかを数値で⽰す資料はありません。ここで確認したいのは、アマミノクロウサギの歴史が「猫の⼀要因だけで説明できるほど単純ではない」ということです。
❚ 結論:奄美の猫駆除は、希少種の回復に寄与していない事実
以上、すべて環境省のデータから、次のことが⾔えます。
アマミノクロウサギは、猫を駆除する前から、⼀貫して回復していた
(2003年2,329頭 → 2021年19,558頭、約8倍以上)環境省は増加を把握できたはずなのに、実際の5分の1以下でしかない2003年の古い数字で計画を作った
(正確な数値なら、計画の前提は成り⽴たなかった)駆除しても、増加率は変わっていない(駆除前も後も年約14%)
回復させたのは猫の駆除ではない
(マングースのいない徳之島でも同様に増加。⼈間の捕獲の停⽌と森林の保全が、両島共通の要因)「猫の駆除にも効果があった」という説明には、数値的な裏付けがない
猫は数百年前から奄美におり、それでもアマミノクロウサギは絶滅しなかった
(減少要因は⼈間の捕獲や森林伐採であり、猫だけではない)
ここで⼤切なのは、私たちは「猫の影響はゼロだ」と⾔っているのではない、ということです。問題は、猫の駆除が、アマミノクロウサギ回復の”主たる要因”であったという証拠が、環境省のデータには⾒当たらないことです。
「奄美は猫駆除で希少種を救った成功例だ」という説明は、事実の裏づけを⽋いています。
奄美の猫駆除は、希少種の回復に寄与したという証拠を⽋いたまま進められた政策であり、これまで多額の税⾦が投じられ、さらに捕獲の過程で、守るべき奄美の固有種までもが犠牲になってきました。
「証拠に基づく政策⽴案(EBPM)」が国の⽅針として掲げられる中で、この計画は、その場限りの印象(猫がアマミノクロウサギをくわえた写真など)に頼り、肝⼼の個体数データの検証を⽋いたまま進められてきたと⾔わざるを得ません。
そして今、この”成功神話”を根拠に全国の猫が狙われている
環境省は、この「奄美の成功」を⼀つの根拠に、全国の飼い猫‧野良猫を「防除推進外来種」にしようとしています。
しかし、その⼟台となる「奄美=猫駆除の成功」が、環境省⾃⾝のデータによって揺らぐのであれば、全国のイエネコを外来種として扱う根拠も、根本から問い直されなければなりません。
私たちは、感情でこれを訴えているのではありません。環境省のデータそのものが、この政策を問い直すよう求めているのです。
どうか、この事実を知ってください。
そして、猫を「防除推進外来種」にしないよう、声を上げてください。
出典:
- アマミノクロウサギ推定⽣息数:環境省「アマミノクロウサギ及びアマミヤマシギの個体数推定について」(2022年公表‧状態空間モデルによる中央値)
- 2003年推定値「2,000〜4,800頭」および糞粒数モニタリング(2006年〜):環境省 奄美野⽣⽣物保護センター「希少種保護」(Sugimura and Yamada 2004 に基づく)
- クロウサギ減少の要因(森林伐採等)‧⽣息地保全:環境省 奄美野⽣⽣物保護センター「希少種保護」、林野庁 九州森林管理局「森林⽣態系保護地域」(2013年設定)
- 「昔からネコを放し飼いにしていた」:環境省 奄美野⽣⽣物保護センター「ノネコ問題とは」
- クロウサギが1920年頃まで⾷⽤‧薬⽤とされたこと、1921年天然記念物‧1963年特別天然記念物指定:各種⽂献(『南島雑話』ほか)
- 誤捕獲された野⽣⽣物238頭‧うち絶滅危惧固有種19頭(2020年度)、累計300頭超:環境省の報告書に基づく(どうぶつ基⾦ 2021年中⽌要請書等に記載)
- ワナ内でのトゲネズミ死亡‧動物愛護法違反の指摘:どうぶつ基⾦ 活動報告(動物愛護議員連盟事務局⻑‧福島みずほ議員のコメント)
- 事業予算(総額4億円超):ノネコ管理計画(2018〜2027年度)に関する各種報道‧環境省がEVAノイヌノネコPTに回答した契約額
※ 補⾜:ノネコ管理計画の科学的根拠とされた研究(塩野﨑2016)では、ノネコ1頭が1⽇378.4gの餌を捕⾷するとされ、これをもとに希少種への甚⼤な捕⾷影響が主張されました。しかし、この推計は、当時の環境省公式のクロウサギ推定数と照らして過⼤であり、また糞からの検出は「⽣きた個体を捕殺した」証拠とは限らない(事故死‧⾃然死した個体を採⾷した可能性)など、政策の根拠とするには、なお検証を要する論点が残されています。



