33_鹿児島県霧島市多頭飼育救済支援レポート(行政枠)
申請No.33
申請日:2025年9月10日
申請/実施責任者:霧島市役所 環境衛生課
場所:鹿児島県霧島市
居住者:当事者本人(71歳、女、パート)
居住環境:持ち家/一戸建て
生活保護の受給状況:受給なし
多頭飼育現場の猫の総数(うち子猫の頭数):10頭
手術日:10月27日、10月28日
協力病院:ル・オーナペットクリニック
チケット発行数:10枚
手術頭数:10頭
協働ボランティア:waco
申請から不妊手術完了までの経緯(報告書より)
- 2025年3月頃、当事者宅の近くに住む姉が猫を飼っていたが亡くなり、その猫が当事者宅に住みつくようになった。
- 最初は4頭だったが、外で餌をあげていたことから野良猫が寄り付いて10頭に増えてしまった。
- 近隣住民から猫の糞尿被害の相談があり、現地を確認した際に多頭飼育が発覚。
- 現地確認の際にトイレが不足していると感じたため、トイレの個数を増やすよう指導を行った。
- 当事者はパートで勤めているが、猫の餌代を捻出するのに手一杯であり、10頭の猫を手術する手術費を負担する余裕がないため申請に至る。
- 全頭チケットにて手術済み。猫はこのまま当事者が飼養を継続する。
- 手術前から清潔な状態であったが、手術後も清潔な状態が維持されていた。また健康状態の悪そうな猫は見受けられず、飼育環境も維持されていた。
| 手術日 | オス | メス | 耳カットのみ | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 10月27日 | 3 | 6 | 0 | 9 |
| 10月28日 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 計 | 4 | 6 | 0 | 10 |
【現場写真(支援前)】

【現場写真(支援後)】

今回の取り組みを振り返り、改善すべき点や今後の配慮事項(報告書より)
近所に住む姉が飼っていた猫を、姉が亡くなったことをきっかけに飼うことになったが、当事者はこれ以上繁殖することを非常に心配していた。ボランティアの協力のおかげで、捕獲から手術までスムーズに実施することができ、いち早く当事者と猫が安心して生活出来る環境を整えられた点がよかった。
どうぶつ基金スタッフコメント
当事者の姉が飼っていた猫のお世話を引き継ぐかたちで飼育がスタートしていますが、申請前も申請後も写真を見る限り、とても清潔に保たれており、猫もリラックスして過ごしています。当事者が愛情をもってお世話をしていることがよく分かります。頭数が増えることを心配していたという当事者ですが、ひとまず、その不安は取り除くことができたのではないでしょうか。
今回の猫は室外飼育であり、糞尿被害を相談した近隣住民がいることからフォローは必要です。10頭が不妊手術を受けて一代限りとなったこと、トイレの増設や清掃を今以上に行うことで近隣にもご理解いただき、当事者と猫たちが今の環境で穏やかに過ごせることを願っています。



