2023年2月1日 最新情報
2月1日(水)福岡県知事あてに「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」を提出しました。
要望書は、福岡県内20市町の首長(総人口95万人)らが連名し、署名は5万筆集まりました。
詳しくはこちら
最 終 署 名 数
署名提出〆切日までに届いた署名数は14,097筆に達しました!
福岡県民の皆様、ありがとうございました。
署名のお願い
公益財団法人どうぶつ基金と県下の12市町は、福岡県知事及び県議会に「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」を
2023年2月の県議会で提議できるよう2022年12月22日、知事と県議会に本要望書を一次提出しました。
この要望書が2月の議会で承認されれば、令和5年から福岡県で8,000頭の野良猫の無料不妊手術を県民に提供できます。
さらに賛同者を増やして二次提出を行うため、引き続き署名と賛同団体を募集しています。
つきましては、関係者のみならずご家族・地域関係者へも呼びかけていただき、
一人でも多くの福岡県民が署名活動にご協力くださいますようよろしくお願い申し上げます。
福岡県外の方のためのオンライン署名
~福岡県の皆様へ署名活動のお願い~
署名用紙はPDFファイルになっています。以下のボタンよりダウンロード、印刷してご活用ください。
※署名者は福岡県民に限ります。
※オンラインでの署名は受け付けておりません。必ず署名用紙に自署にて署名いただき、お手数ですが下記送付先までお送りください。
<署名に関して>
- 署名者は福岡県民に限ります。
- 署名人に年齢制限はありません。
- 自署をお願いします。代筆不可。
- 鉛筆、ゴム印、消えるボールペンでの記入は不可。
- 個人情報保護法に基づき、本件以外の目的には使用することはありません。
<署名の送付に関して>
- 署名用紙を複数枚まとめてお送りいただく際は、署名数・代表者名を記載した表紙を付けてください。
- 2023年1月25日必着となります。
<署名送付先>
〒530-0056
大阪府大阪市北区兎我野町5-15 2階ベルセンター内
公益財団法人どうぶつ基金運営事務局 署名受付係
※2023年1月25日必着
<署名に関するお問い合わせ>
公益財団法人どうぶつ基金事務局
contact@doubutukikin.or.jp.doubutukikin.conohawing.com
お問い合わせの際は、件名を「福岡県署名の件」としてください。
<連名者一覧(敬称略)>
佐上邦久(公益財団法人どうぶつ基金 理事長)
山根義久(公益財団法人動物臨床医学研究所 理事長・公益財団法人日本獣医師会 前会長)
山﨑好裕(福岡大学教授)、朝隈朱絵(弁護士)
<連名自治体一覧 ※2023年1月30日時点>
福岡県9市長・11町長(以下、市町村五十音順)
芦屋町 町長 波多野茂丸 / 宇美町 町長 安川茂伸 / 大野城市 市長 井本宗司 / 小郡市 市長 加地 良光
粕屋町 町長 箱田彰 / 川崎町 町長 原口正弘 / 香春町 町長 鶴我繁和 / 古賀市 市長 田辺一城
篠栗町 町長 三浦正 / 志免町 町長 世利良末 / 新宮町 町長 長﨑武利 / 添田町 町長 寺西明男 / 太宰府市 市長 楠田大蔵
筑紫野市 市長 藤田陽三 / 那珂川市 市長 武末茂喜 / 筑前町 町長 田頭喜久己 / 福津市 市長 原崎智仁
宗像市 市長 伊豆美沙子 / 行橋市 市長 工藤政宏 / 吉富町 町長 花畑明
<賛同団体一覧 ※2023年1月30日時点>
福岡県内33団体(順不同)
特定非営利活動法人SCAT / PETS8 / 相島猫の会 / cocoねこ / にゃんチーム / あにまるはーと
全世界の犬猫の殺処分を廃止にする会 / 一般社団法人 福岡ねこともの会 / Assaut / てくてくさくらねこの会
妙見町地域猫 / ねこ99福岡 / おちゃねこ八女 / 福岡地域ねこ連絡協議会 / 非営利活動法人あおぞら
マックルハウス / [sakuraneko] / 地域ねこサポート会ちくしの / ねこ善 久留米 / cat angel family / Kogaねこ
黄色い猫じゃら / 紡ぐ猫 / うたたね / 筵内地域猫の会 / マチネコ / NPO法人 Companion Animal Trust, Nippon
新宮猫の会 / ネッコワーク / 一般社団法人猫たちの命をつなぐ会 / 西公園マネージメントの会 / 保護っ子ハウス / 猫スケの会
要望書内容
↑こちらからも要望書全文がご確認いただけます。
熊本市の実例(どうぶつ基金との協働プロジェクト)
沖縄では野良猫の無料不妊手術 が4年ぶりに再開
2022年度、熊本市はどうぶつ基金と協働で「TNR地域集中プロジェクト」に取り組んでいます。毎月300頭ほどの野良猫が、熊本市動物愛護センター内で行政獣医師の手によって「さくらねこ」に生まれ変わっています!
熊本市の費用負担はほぼ0円です!
<熊本市との協働内容>
- 不妊手術、資材費(吸収糸、薬品他材料費)はどうぶつ基金が負担(現物支給)
- 3種混合ワクチン、ノミダニ駆除薬はどうぶつ基金が負担(現物支給)
- 行政獣医師指導のためのエキスパート獣医師派遣(どうぶつ基金が派遣し費用を負担)
- 手術台、手術用ライト、器具 その他の機材(どうぶつ基金による無償貸与)
熊本市では3名の行政獣医師が指導を受け、今では行政獣医師1人で1日25頭の不妊手術を行うことができるようになり、2023年度は熊本市のみで野良猫の不妊手術を実施するための準備が進んでいます。

熊本市よりはるかに多い行政獣医師をかかえる福岡県がその気になれば、8,000頭の無料不妊手術を県民に提供することは十分可能です。
猫を迷惑に思っている県民、殺処分ゼロを願う県民の両者に感謝され、まさに福岡県が取り組んでいる「ワンヘルス」の理念にかなう事業ではないでしょうか。
沖縄県下の各市町村は、市民と協力して長らく飼い主のいない猫の問題解決に向けて取り組んできました。やんばる3村を除く自治体はすべてどうぶつ基金の協働行政として登録し、無料不妊手術チケットを活用して解決を図っていますが、協力病院の受入数にも限界があります。
慢性的なチケット不足に陥ってTNR活動に影響が出ており、県による対策が必要不可欠となっていました。

要望書提出により再開が決定しました!
そこで、2022年6月20日、公益財団法人どうぶつ基金は、一般社団法人琉球わんにゃんゆいまーるとともに沖縄県庁を訪問。殺処分制度の廃止を公約に掲げる玉城デニー沖縄県知事に、沖縄県動物愛護管理センターでの野良猫の無料不妊手術の再開を求める要望書を提出しました。
その後、県との意見交換を経て、沖縄県動物愛護管理センターで地域猫以外の野良猫の無料不妊手術を4年ぶりに再開するとの正式回答が出されました!
現在、モデル地区を県が選定し、本格的な実施に向けて進んでおり、長年、地元団体や地元自治体が望んでいた体制が整いつつあります。
どうぶつ基金は、引き続き沖縄県の皆様と協力し、県の動向を注意深く見守っていきたいと考えています。