6月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告!

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

大阪でのTNR地域集中プロジェクトも3カ月目に突入しました。
大阪は全国でもトップクラスに入るTNRの先進地域です。
それでも、毎月100頭以上の猫がどうぶつ基金病院に搬送されてきます。

殺処分ゼロ達成への道のりは近いようで遠い…
しかし、そこで心折れていては猫問題は解決できません。
あきらめずに続けることがとても大切。
そう、まさに「継続は力なり」です。

どうぶつ基金が、熊本、みやま、宮崎、大阪の4拠点で
継続して実施している「TNR地域集中プロジェクト」。
遅ればせながら、6月大阪のご報告をお届けいたします!
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TNR地域集中プロジェクト大阪、6月のご報告

5名の獣医師が参加し、大阪ねこの会のご協力のもと実施いたしました。

【6月25、26日】

どうぶつ基金獣医:山口(院長)、中野、西川、磯江、大塚
ボランティア:6/25:15人、6/26:13人

手術数
オス:83匹
メス:102匹
メス(妊娠):18匹
耳カットのみ:3匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです
総数:206頭

堕胎数:67
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運ばれた猫の頭数
行政枠)

五條市:10
橋本市役所:20
大阪ねこの会:40
計:70頭

(一般・団体枠)
計:136頭

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6月は206頭のさくらねこが誕生しました!

1頭1頭、丁寧に慎重に手術が行われます。
手術後も猫たちが健やかに生きていけるように…
先生方の指先にその思いが宿ります。


手術前後はボランティアさんがしっかりとケアしてくれます。
猫たちも安心!ボランティアの皆様、いつもありがとうございます。

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大阪ねこの会より

今月もたくさんの猫さんが会場へやってきました。

この時期だからでしょうか、どの猫さんにもノミがついていました。
見ているだけで痒そうで本当に可哀想でした。

しかし、どうぶつ基金病院では手術時にノミの駆除薬を全頭に塗布します。

確かに、ノミの駆除薬は1か月しか効果がありません。
「それならつけても仕方がない」と思う方もいらっしゃるでしょう。

けれども、たった1ヶ月でも痒くない日々を過ごせます。
本当に一瞬のことかもしれませんが、私たちにできる
小さなプレゼントです。

手術の為とはいえ、猫さんたちに怖い思いをさせてしまいました。
リリース後はほんの少しでも快適に過ごしてくれたらと思います。

猫さんたちに小さなプレゼントを送れるのも
ご支援をくださった皆さまのおかげです。
今月も本当にありがとうございました。

【どうぶつ基金スタッフより】
大阪でのTNR地域集中プロジェクトは3か月目を迎えました。

順調にプロジェクトを実施できているのも、
応援してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。

そして、いつもご尽力くださっている獣医師の先生方、
協働ボランティアの皆様のお力があってこそです。
本当にありがとうございます!

今回の妊娠率は15%でした。
繁殖期の春を過ぎて下がってきてはいますが、
堕胎数は67頭と決して少なくありません。

執刀する獣医師、現場に立ち会うボランティア、
日常的にお世話をしている餌やりさん、そしてどうぶつ基金のスタッフ。
ありきたりな言葉ではありますが、
皆それぞれの立場で「命の重さ」と向き合っています。

堕胎という苦渋の決断を1日も早くしなくてよくなりますように…
そう願わずにはいられません。

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どうぶつ基金病院大阪実績 
4月:135頭
5月:159頭
6月:206頭
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累計:500頭


235枚の発行に対して206枚が使用され、使用率は88%でした。
大阪は、ボランティアさんとの知恵比べに勝つ賢い猫さんが多いとか…
TNRが進んでいる地域ならではの悩みですね。

【次回のご案内】

7月30、31日
8月27、28日


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私たちと一緒に猫問題を解決しましょう!
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4都市で集中的にTNRを行う
TNR地域集中プロジェクト(熊本・みやま・宮崎・大阪)

どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のために
ご支援をよろしくお願いいたします。