8月TNR地域集中プロジェクト宮崎ご報告!

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

先日までの暑さが一転、気温の変化が大きく、
いきなり秋の気配を感じる9月のスタートとなりました。

私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、4月から毎月
福岡、宮崎、大阪の3拠点でTNR地域集中プロジェクトを続けています。

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TNR地域集中プロジェクト宮崎、8月のご報告


3名の獣医師が参加し、宮崎ねこの会のご協力のもと実施いたしました。

【8月16、17、21、22日】
獣医:山口(院長)、吉田、工藤
オス:118匹
メス:132匹
メス(妊娠):34匹
耳カットのみ:1匹
堕胎数:92
ボランティア数:8/16:10人、8/17:11人、8/21:9人、8/22:10人

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<行政枠で運ばれた猫>
日向市役所:45匹
日南市役所:40匹
宮崎市役所(行政枠):70匹
宮崎市役所(多頭飼育救済枠):16匹
計:171匹

<一般、団体枠で運ばれた猫>
計:114匹

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8月は285のさくらねこが誕生しました!

出張手術で全国を飛び回っている山口獣医、今回は前日にどうぶつ基金病院大阪での
手術を終えて宮崎に。先生方、いつもありがとうございます!

【地元サポート団体「宮崎ねこの会」代表より】
不安定な天候で、捕獲状況が気になりながらのスタートでしたが、
ほぼ予定通りの285匹が無事に「さくらねこ」となりました。
全国のさくらねこサポーターの皆様、どうぶつ基金さんへの感謝が尽きない宮崎です。
本当にありがとうございます!

今回は、生後4ヶ月くらいの子猫達が目立ちました。

子猫といっても、すでに発情している子もいるので、生後半年以降の手術では
間に合わないことを、ぜひたくさんの方々に知っていただきたいです。

そして、当会ではじめて宮崎市との協働にて使用させていただいた多頭飼育救済枠チケットで、
手術を受けることができたノミダニだらけのアンモニア臭漂わせる猫たちを間近で見て、
決して多頭飼育崩壊の状況を「飼い猫だから」と見過ごしてはいけないと強く思いました。

宮崎ではどこにも、糞尿だらけの悲惨な状況下で生活をしている人と犬や猫を救済する
システムはないので、このチケットの存在は本当に心強いです。
ありがとうございます!

【スタッフより】
悪天候や新型コロナの感染拡大にも大きな影響を受けることなく、
285頭のさくらねこが誕生しました!

宮崎の高い実施率は、獣医師の皆様はもちろん、サポート団体や各行政、
そして日々猫たちのためにご尽力いただいているボランティアの皆様のご協力によるものです。

皆様、本当にありがとうございます!

宮崎県では、宮崎市、日南市、日向市の3市が行政枠登録をしています。
3市とも毎月欠かさずチケットを申請、熱心にTNRに取り組み、市をあげて
猫の命を奪わない共生のみちを模索しておられます。

4月以降、3市がどうぶつ基金病院(宮崎)で使用した行政枠チケットは750枚。
全体の約57%にもなります。

3市のようにTNRに積極的に取り組む行政が増えれば、さらに殺処分ゼロへの道は近づきます。

現在、どうぶつ基金の協働行政として登録している団体は291。
この数が2倍にも3倍にも増えるよう、これからも働きかけを怠らずに行っていきたいと思います。

どうぶつ基金病院宮崎実績 
4月:246頭
5月:248頭
6月:235頭
7月:288頭
8月:285頭
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累計:1,302頭

【次回のご案内】
9月12、13、17、18日

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3都市で集中的にTNRを行う「TNR地域集中プロジェクト(福岡・宮崎・大阪)」。

どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。

さくらねこサポーター – どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/

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