10月TNR地域集中プロジェクト大阪ご報告！

いつもどうぶつ基金を応援いただきありがとうございます。

11月に入り、立冬が過ぎて暦の上では冬となりました。
寒さが本格的になってきましたが、冬の澄んだ空気は気持ちが良いですね。

私たちは、全国から届く「待ったなし」の要望に応えるべく、
徹底した感染防止対策の元、4月から毎月
福岡、宮崎、大阪の3拠点でTNR地域集中プロジェクトを続けています。

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TNR地域集中プロジェクト大阪、10月のご報告

5名の獣医師が参加し、大阪ねこの会のご協力のもと実施いたしました。

【10月16、17日】
獣医：山口（院長）、磯江、中野、大塚、西川
オス：100匹
メス：96匹
メス（妊娠）：1匹
耳カットのみ：1匹
堕胎数：3
ボランティア数：10/16：12人、10/17：18人

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＜行政枠で運ばれた猫＞
橋本市役所：20匹
計：20匹

＜一般、団体枠で運ばれた猫＞
計：178匹

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10月は198頭のさくらねこが誕生しました！

獣医師やボランティアの皆様が忙しくされている中、
おや？こちらをじっと見ているさくらねこがいます。

今日からさくらねこだよ。
一代限りの命を生きていくさくらねこをやさしく見守ってあげてください。

この仔猫たちは、TNRが間に合わずに生まれてしまった仔猫です。
ボランティアさんに見つけられ、カラスや車の被害にあう前に保護されました。
授乳時期が終わると里親探しをします。
こんなラッキーな仔は本当に珍しいです。
一日も早く徹底したTNRを終了し、路上で苦しむ猫をなくしたいですね。

猫たち一頭一頭に丁寧に毛刈りをしていきます。
この活動は多くの方たちに支えられています。皆様、いつもありがとうございます！

【地元サポート団体「大阪ねこの会」代表より】
この時期は、妊娠猫が少ない代わりに仔猫のTNRが多い時期です。
ボランティアさんはリリースするべきか保護するべきか悩む時期です。

保護されて、里親さんを見つけてもらえる仔猫はほんの一握りかもしれません。
それでも、ボランティアさんの頑張りで1匹の猫がおうちの子になります。

本来、TNRをすることでこのような仔猫が徐々にですが減ってきています。
それでも、まだ仔猫がいます。

ボランティアさんが地道にTNRを続けていくことで、
仔猫を保護しなくてもよい環境になればいいなと思います。

それには、皆様の寄付やボランティアさんの協力、獣医師さんの協力と
沢山の方の協力が必要です。
ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

【スタッフより】
寒さを感じる日が増え、季節が進んでいることを実感する毎日ですが、
繁殖期が一段落したせいか、10月に搬送された妊娠猫はわずか1頭でした。

再び繁殖期を迎える春までに、1頭でも多くTNRを進めることが大切。
11月から勝負の時期が始まります。
サポート団体の皆様、ボランティアの皆様、
引き続き、ご協力の程よろしくお願いいたします！

ここ最近、嫌なニュースばかりが耳に入ってきます。
先日も猫を空気銃で殺傷するなどして、千葉市で男性が逮捕されました。
動機は「猫への餌やりを注意されたことに対する復讐」だそうです。
訳の分からない理由で銃を向けられた猫のことを思うとやりきれません…。

このような虐待をいかに防ぐか、とても難しい問題です。
動物虐待は犯罪であり、法律を正しく適用して罰することは当然ですが、
それだけではなく、子どもの頃からの動物愛護教育や
心が不安定な人のメンタルサポートなどを充実させていくことも
必要ではないかと感じます。

そして、ボランティアができない方、餌やりができない方でも
猫を気にかけて見守っていただくことはできます。
皆様ひとり一人の目で彼らを守っていきましょう。

【どうぶつ基金病院大阪実績】
4月：157頭
5月：146頭
6月：171頭
7月：178頭
8月：158頭
9月：220頭
10月：198頭
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累計：1,228頭

【次回のご案内】
11月20、21日

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どうぶつ基金がこのようなプロジェクトを実施できるのも、
皆様からの温かいご支援があってこそです。

どうか、これからも殺処分ゼロ実現のためにご支援をよろしくお願いいたします。

さくらねこサポーター – どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/legal/supporter/