29年度・さくらねこ無料不妊手術事業報告


29年度さくらねこTNR無料不妊手術事業報告

皆様へ

どうぶつ基金では平成29年度、22555頭のさくらねこ無料不妊手術を行いました。これだけの不妊手術ができたのは、全国107の協力病院、延べ1774人のボランティア、全国51件の行政機関との協働事業、19回にわたる出張手術に参加いただいた獣医師、そしてどうぶつ基金にご寄付をいただいた皆様のおかげです。もしこの手術が行われていなかったら22555頭の未手術の猫たちが産んだ子猫の数は数十万頭になったと推定できます。そして子猫の多くは産まれてスグに殺される、そんな運命を背負って生まれた事でしょう。そう考えると日本の殺処分ゼロはTNRなしには実現できないことを痛感させられます。

どうぶつ基金は、殺処分ゼロのゴールが見えてきた今こそ、焦らず一つ一つの命を大切に、丁寧な活動で殺処分ゼロを実現したいと思います。

どうぶつ基金では、さくらねこTNRにターゲットを絞った「さくらねこサポーター制度」を始めました。「さくらねこサポーター」は、毎月2222円から継続的にさくらねこTNR無料不妊手術の取り組みを応援いただく仕組みです。殺処分ゼロを実現するには継続したTNRが不可欠です。さくらねこサポーターのご支援は、無料不妊手術に限定して使用されます。さくらねこサポーターへの参加をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

公益財団法人どうぶつ基金
理事長 佐上 邦久

どうぶつ基金が不妊手術をした猫の数

H29年度 H16年~29年 累計
22,555匹 63,941匹

応募期間
一般枠 4月から2月まで 毎月1日から5日
行政枠 年中受付
応募方法
一般枠 インターネットの申し込みフォーム
行政枠 協働登録後、インターネットの申し込みフォーム

※行政枠(地方公共団体)および準ずる団体(行政が管理する施設の管理者)
例)○○県公園管理協会、公民館など
※一般枠:行政枠以外のものを指す。

手術実施頭数と内訳

H28

協力動物病院リスト

協力病院itirann

平成29年度に協働した自治体(計51)

行政(地方公共団体)および準ずる団体(行政が管理する施設の管理者、例:〇〇県公園管理協会、公民館など)

【チケット発行】

 


【出張手術(一部一般枠を含む)】

 

メディア掲載

H28

その他の掲載はメディア掲載ページからご覧下さい。

実施要領

「さくらねこ無料不妊手術事業」実施要項

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